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【2026年版】子猫の健康診断はいつ受ける?費用・内容・自宅チェック5項目をブリーダーが解説

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【2026年版】子猫の健康診断はいつ受ける?費用・内容・自宅チェック5項目をブリーダーが解説

この記事の要点:子猫の健康診断はお迎え後1週間以内に初回受診が理想。その後はワクチンに合わせて月1回、成猫は年1〜2回が基本です。毎日の自宅チェック5項目と組み合わせることで早期発見の精度が上がります。

猫の健康診断はいつ受ければいい?時期の基本を押さえよう

毎日の子猫健康チェックの様子
毎日の子猫健康チェックの様子

猫の健康診断は、子猫期は月1回程度(ワクチンに合わせて)、成猫は年1〜2回が基本です。 お迎え直後の1週間以内に初回受診するのが最もおすすめのタイミングです。

猫は体調が悪くなっても本能的に隠す動物です。定期的な健康診断と、毎日の自宅チェックを組み合わせることが、病気の早期発見につながります。Flowens Catでは、すべての子猫に対して毎朝・毎晩の2回、健康チェックを欠かさず行っています。この記事では、ブリーダーが実践している観察法と動物病院での健康診断の活用法を合わせてお伝えします。

動物病院の健康診断で何をチェックする?5つの検査内容と費用目安

動物病院での子猫健康診断の様子
動物病院での子猫健康診断の様子

動物病院の健康診断では費用3,000〜8,000円(初診料込み)で、一般的に次の項目を確認します。血液検査を加えると10,000〜20,000円ほどになります(2026年4月時点の目安)。

検査項目内容
視診・触診皮膚・被毛・目・耳・口・リンパ節・お腹の状態
体重測定体重の変化・肥満度(BCS)の評価
検便寄生虫・腸内細菌の異常チェック
血液検査腎臓・肝臓・血糖値・貧血などの数値(オプションの場合も)
ワクチン接種定期接種のタイミングに合わせて実施
年1回の費用と考えると、病気を早期発見できるメリットは大きいです。

自宅チェック1「目の状態」で健康を読む ─ 健康サインと要注意サインの違い

子猫の目の状態チェック
子猫の目の状態チェック

目の状態は健康の鏡です。澄んでキラキラと輝いている目が健康のサイン。黄色・緑色の目ヤニが出たら感染症を疑い、早めに動物病院へ。 子猫の目は健康状態を映す鏡です。以下の点を毎日確認しましょう。

健康な目の状態

  • 澄んでいてキラキラと輝いている
  • 目ヤニがない、またはごく少量の乾いた目ヤニ程度
  • 左右の瞳孔の大きさが同じ

注意が必要なサイン

  • 黄色や緑色の目ヤニ - 細菌感染やウイルス感染の可能性
  • 涙が常に流れている - 鼻涙管の詰まりや結膜炎の疑い
  • 目を開けにくそうにしている - 角膜の傷や異物混入の可能性
  • 第三眼瞼(瞬膜)が見えている - 体調不良の全般的なサイン

特に、目ヤニの色が黄色〜緑色の場合は、猫風邪(猫カリシウイルス・猫ヘルペスウイルス)の初期症状である可能性があるため、早めに動物病院を受診しましょう。

自宅チェック2「食欲と飲水量」 ─ 何時間食べなければ病院に行くべき?

子猫の食欲と飲水量チェック
子猫の食欲と飲水量チェック

子猫が12時間以上食べない場合は低血糖の危険があります。丸1日の食欲廃絶は緊急サイン。食べる量が急に半分以下になったら口内炎や消化器疾患を疑いましょう。

月齢別の食事回数の目安

月齢食事回数1日の給餌量目安
生後2〜3ヶ月4〜5回体重の約5%
生後4〜6ヶ月3〜4回体重の約4%
生後7〜12ヶ月2〜3回体重の約3%

注意が必要なサイン

  • 丸1日食べない - 子猫の場合、24時間の絶食は危険信号です
  • 急に食べる量が半分以下に減った - 口内炎や歯の異常、消化器疾患の可能性
  • 水をガブガブ飲む - 腎臓疾患や糖尿病の初期サイン(子猫では稀だが要注意)
  • 食べた後すぐ吐く - 1回だけなら問題ないことが多いですが、繰り返す場合は受診を

子猫は体が小さいため、12時間以上食べない場合は低血糖を起こす危険があります。特に生後3ヶ月未満の子猫では、食欲不振を見つけたらすぐに動物病院に連絡しましょう。

自宅チェック3「排泄の状態」 ─ トイレで分かる体調サインとは?

1日2〜4回の薄い黄色のおしっこと、茶色で形のあるうんちが健康の基準です。24時間以上おしっこが出ない場合は尿路閉塞の疑いがあり、緊急対応が必要です。 トイレの掃除は、子猫の健康チェックの絶好の機会です。

健康なうんちの特徴

  • : 茶色〜こげ茶色
  • 硬さ: 適度な硬さで形が崩れない(ティッシュで掴めるくらい)
  • 頻度: 1日1〜3回
  • 臭い: フードの種類で変わるが、極端に臭くない

健康なおしっこの特徴

  • : 薄い黄色〜黄色
  • 頻度: 1日2〜4回
  • : 猫砂に直径5〜7cm程度の塊ができる

注意が必要なサイン

  • 下痢が2日以上続く - 寄生虫、ウイルス感染、フードアレルギーの可能性
  • 便に血が混じる - 腸の炎症や寄生虫感染
  • 24時間以上おしっこが出ない - 尿路閉塞の可能性があり、緊急事態です
  • トイレに何度も出入りする - 膀胱炎の典型的な症状
  • トイレ以外の場所で排泄する - 体調不良やストレスのサイン

自宅チェック4「体重の変化」 ─ 月齢別の正常値と測定のコツ

子猫の体重測定と月齢別の正常値
子猫の体重測定と月齢別の正常値

体重は子猫の成長を数字で確認できる最も客観的な指標です。3日連続で体重が減っていたら体調不良を疑い、生後6ヶ月未満で1週間体重が増えなければ成長の停滞を意味します。

体重管理はブリーダーが最も重視するチェック項目の一つです。

月齢別の体重目安

月齢体重目安
生後1ヶ月400〜500g
生後2ヶ月700g〜1kg
生後3ヶ月1〜1.5kg
生後6ヶ月2〜3kg
生後12ヶ月3〜5kg(猫種による)

体重測定のコツ

  1. 毎日同じ時間に測る(朝食前がおすすめ)
  2. キッチンスケール(0.1g単位)を使用
  3. 記録をノートやアプリに残す
  4. 1週間単位で増減の傾向を確認

注意が必要なサイン

  • 3日連続で体重が減っている - 何らかの体調不良の可能性
  • 1週間で体重が増えていない - 生後6ヶ月未満の子猫では成長の停滞を意味します
  • 急激な体重増加 - 腹水や肥満の可能性

当キャッテリーでは、すべての子猫の体重を毎日記録し、成長曲線を作成しています。お渡し時にはこの記録もお渡ししていますので、お迎え後の体重管理の参考にしてください。

自宅チェック5「行動と活動量」 ─ 「いつもと違う」に気づくには?

健康な子猫は起きている間は活発に遊び、呼びかけに反応します。隅に隠れて出てこない、頭を壁に押し付けるなど「いつもと違う」行動が出たら、すぐに受診の検討を。

子猫の行動パターンの変化は、体調不良の重要なサインです。詳しいストレスサインの見分け方も合わせて確認しておくと安心です。

健康な子猫の行動

  • 起きている間は活発に遊ぶ(子猫の睡眠時間は1日18〜20時間)
  • 好奇心旺盛で、新しいものに興味を示す
  • 呼びかけに反応する
  • グルーミング(毛づくろい)を適度に行う

注意が必要なサイン

  • 隅っこに隠れて出てこない - 痛みや体調不良を感じている可能性
  • いつもより極端に大人しい - 発熱や全身的な体調不良のサイン
  • しきりに同じ場所を舐める - 皮膚疾患や痛みがある部位を示している
  • 頭を壁に押し付ける - 神経系の異常を示すことがあり、緊急性が高い
  • ふらつく・まっすぐ歩けない - 低血糖、中毒、神経疾患の可能性

すぐに動物病院へ!見逃せない緊急サイン

以下の症状が見られた場合は、すぐに動物病院に連絡してください。

  • 12時間以上の食欲廃絶(生後3ヶ月未満)
  • 24時間以上の排尿なし
  • 繰り返す嘔吐(3回以上)
  • 血便・血尿
  • 呼吸が荒い・口を開けて呼吸している
  • ぐったりして反応がない
  • けいれん発作

よくある質問 ─ 猫の健康診断と自宅チェックについて

Q. 子猫のくしゃみは病気ですか?

単発のくしゃみは正常です。しかし、1日に何度もくしゃみをする鼻水を伴う場合は猫風邪の可能性があります。特に目ヤニや食欲低下を伴う場合は早めに受診しましょう。子猫のくしゃみが続く場合の対処法もご参照ください。

Q. 子猫の平熱はどれくらいですか?

猫の平熱は38.0〜39.2℃です(環境省・家庭動物等の飼養及び保管に関する基準参照)。これより高い場合は発熱、低い場合は低体温のサインです。自宅で体温測定が難しい場合は、耳や足先を触って冷たくないか確認するだけでも参考になります。

Q. 猫の健康診断はいつ、どのくらいの頻度で受けるべきですか?

子猫の場合は、お迎え後1週間以内に初回の健康診断を受け、その後はワクチンスケジュールに合わせて月1回程度が理想です。1歳を過ぎたら年1〜2回の定期検診を基本とし、7歳以上のシニア猫は年2回以上を推奨します(日本獣医師会 ペットの定期健康診断に関する情報より)。

Q. ワクチンはいつ打てばいいですか?

一般的なスケジュールは以下の通りです。

  • 生後8週: 1回目(3種混合)
  • 生後12週: 2回目(3種混合)
  • 生後16週: 3回目(必要に応じて)
  • 以降: 年1回の追加接種

まとめ ─ 定期健診と毎日のチェックで猫の長生きをサポートしよう

猫の健康を守るために大切なのは、動物病院での定期的な健康診断と、毎日の自宅観察の両輪です。健康診断でしか分からない数値の変化と、毎日の観察で気づける行動・外見の変化、どちらも欠かせません。

今回紹介した自宅チェックの5つのポイント(目・食欲・排泄・体重・行動)を毎日のルーティンに組み込みましょう。「いつもの状態」を把握しておくことが、猫の病気サインに早く気づく最短ルートです。少しでも気になることがあれば、かかりつけの動物病院に相談することをためらわないでください。

お迎え直後の初日の過ごし方と合わせて読みたい方は子猫お迎え初日ガイドを、ワクチンスケジュールについては子猫のワクチン接種スケジュール完全ガイドもご参照ください。お迎え前の環境づくりについては子猫のケージ選びと設置方法も参考にどうぞ。

Flowens Catでは、お迎え後の健康相談も無期限で受け付けています。「これは病院に行くべき?」と迷ったときは、お気軽にご連絡ください。

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