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猫のワクチン完全ガイド - 子猫から成猫まで種類・時期・費用を解説

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猫のワクチン完全ガイド - 子猫から成猫まで種類・時期・費用を解説

猫のワクチンはなぜ必要なのか - 移行抗体が切れるタイミングとは?

猫のワクチンは、感染症から一生を守るための基礎的な医療です。子猫は生まれてしばらくの間、母猫から授かった免疫(移行抗体)で守られていますが、これは生後 8〜12 週ごろをピークに徐々に消えていきます。

この免疫が切れるタイミングと入れ替わるように自力での免疫を作っていく必要があり、その手助けをするのがワクチンです。ワクチンを受けずに室内飼いをしていても、人の衣服や靴につくウイルスから感染する例は少なくありません。

この記事では、猫・子猫のワクチンについてブリーダーとして日々対応している観点から、種類・スケジュール・費用・注意点を整理してお伝えします。

猫のワクチンは3種混合と5種混合のどちらを選ぶべきか?

コアワクチンとノンコアワクチン

獣医師が推奨するワクチンは、大きく 「コア(全猫種推奨)」「ノンコア(生活環境による)」 に分かれます。

区分主な病気推奨度
コア猫汎白血球減少症、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症全頭推奨
ノンコア猫白血病ウイルス、クラミジア、猫エイズなど環境による

3種混合ワクチン vs 5種混合ワクチン

日本の動物病院で一般的なのはこの 2 種類です。

ワクチン予防できる病気こんな子におすすめ
3種混合猫汎白血球減少症 / 猫ウイルス性鼻気管炎 / 猫カリシウイルス感染症完全室内飼い・他の猫と接触しない
5種混合3種 + 猫白血病ウイルス / クラミジア多頭飼い・猫カフェ出入り・外飼い可能性あり
多くの家庭猫は3種混合で十分です。多頭飼育を予定している・外出の機会がある場合は、獣医師と相談して 5 種混合を選ぶことが多いです。

猫・子猫のワクチン接種スケジュール - 何回打てば免疫ができるのか?

標準的なスケジュール

時期内容
1 回目生後 6〜8 週3 種混合(母猫からの移行抗体がまだ残る時期の初回接種)
2 回目1 回目から 3〜4 週後(生後 9〜12 週頃)同じ 3 種混合で免疫を強化
3 回目(推奨)生後 16 週頃免疫完成のための追加接種(獣医師判断で省略可)
以降年 1 回成猫になってからの定期接種
大事なポイント: 子猫は 2 回目の接種が完了してから 2 週間以上経過しないと、免疫が十分に作られません。この期間は外出・他猫との接触を避け、免疫ができる時期を待ちましょう。

Flowens Cat からお迎えする場合のスケジュール

Flowens Cat では、お渡し前に1 回目のワクチン接種を必ず完了してからお引き渡ししています。お迎え後は:

  • 到着後 3〜4 週間で 2 回目の接種(獣医師診察時)
  • その後生後 16 週頃に 3 回目(推奨)
  • 以降は年 1 回の定期接種

子猫用のワクチン接種記録はお渡し時にお渡しするため、新しいかかりつけ医でもスムーズに引き継ぎできます。

ワクチン接種にかかる費用の目安

項目料金の目安
3 種混合ワクチン(1 回)3,500〜5,500 円
5 種混合ワクチン(1 回)5,500〜8,000 円
初診料・診察料1,500〜3,000 円
接種時の健康診断2,000〜5,000 円
1 年目トータル: ワクチン 2〜3 回 + 診察料で 1 万〜2 万円程度が目安です。2 年目以降は年 1 回で 5,000〜10,000 円。

費用は動物病院によって差があるため、地域の病院を事前に比較すると安心です。極端に安い/高い病院は、診療方針や設備に違いがあることも多いので、値段だけで選ばないことをおすすめします。

ワクチン接種後の注意点 - 副反応が出たらどう対応する?

当日〜翌日

  • 激しい運動を避け、安静に
  • 食欲・元気さ・便の様子を観察
  • シャンプーは接種日を避ける

副反応の種類と対応

ワクチンは安全性が高いですが、ごくまれに副反応が出ることがあります。

症状頻度対応
注射部位の軽い腫れ・痛みよくある1〜2 日で治まる。冷やさず経過観察
一時的な食欲低下・だるさ時々1 日程度で戻る。水分だけはしっかり
嘔吐・下痢まれ翌日まで続くなら動物病院へ連絡
顔の腫れ・呼吸困難(アナフィラキシー)非常にまれすぐに病院へ。接種後 30 分以内に出ることが多い
接種後 30 分は動物病院の近くで待機することをおすすめします。多くの病院では院内で待機スペースを用意してくれます。

ワクチン以外にも必要な予防医療とは?

ワクチンと並行して、以下のケアも子猫のうちから始めると安心です。

  • 駆虫: 回虫・条虫の駆虫薬を生後 6〜8 週から
  • ノミ・マダニ予防: 外出するなら月 1 回の滴下薬
  • フィラリア予防: 蚊が多い地域では獣医師と相談
  • 避妊・去勢手術: 生後 6 ヶ月前後が一般的

Flowens Cat の健康管理への取り組み

Flowens Cat では、ブリーディング段階から以下を徹底しています。

  • 遺伝子検査: 親猫・子猫ともに遺伝疾患のスクリーニング
  • ワクチンプログラム: お渡し前の 1 回目接種を必ず完了
  • 獣医師健康診断: お渡し前に全頭を獣医師がチェック
  • 健康保証: お迎え後一定期間の健康保証制度

詳しくは健康管理ページで取り組みの全体像をご紹介しています。

よくある質問 - 子猫のワクチン接種で迷いやすいポイント

Q. ワクチンを受けていない子猫をお迎えして大丈夫?

Flowens Cat では必ず 1 回目のワクチンを完了してお渡ししています。もし未接種の子猫を個人間取引などで迎える場合は、到着後すぐに動物病院で接種スケジュールを相談してください。

Q. 室内飼いでもワクチンは必要?

はい、必要です。飼い主さんの衣服・靴に付着したウイルスから感染する事例が報告されています。特に猫汎白血球減少症(猫パルボ)は致死率が非常に高く、室内猫でも感染の可能性があるため、コアワクチン(3種)は必須と考えてください。

Q. 高齢になったらワクチンは減らしてもよい?

シニア猫(10 歳以上)でも基本的には年 1 回の接種を継続します。ただし体調や持病によっては、獣医師が3 年に 1 回に調整するケースもあります。かかりつけの獣医師と相談して決めてください。

Q. ワクチンで副反応が出たら、次回は打たなくてもいい?

症状が軽ければ、次回は予防薬と併用したり種類を変えたりして対応します。過去にアナフィラキシーが出た子は、ワクチンの種類を変える・分割接種するなど、獣医師と綿密に相談してから決めます。自己判断での中止はリスクが高いので避けてください。

Q. 接種後すぐに動物病院を変えても大丈夫?

はい、問題ありません。ワクチン接種証明書(ワクチネーション手帳)に接種日・種類・メーカーなどが記載されているので、新しい病院でも引き継げます。

まとめ - 猫のワクチン接種スケジュールの要点

猫のワクチンは、生涯を通じた健康の基礎を作るとても大切な医療です。

  • 1 回目: 生後 6〜8 週
  • 2 回目: 3〜4 週後(生後 9〜12 週頃)
  • 3 回目(推奨): 生後 16 週頃
  • 以降: 年 1 回の定期接種

ワクチンと合わせて日々の観察も欠かせません。子猫の健康チェックポイント5選も合わせてご覧ください。

Flowens Cat でお迎えいただく子は、1 回目のワクチンを完了した状態でお渡しします。お迎え後のスケジュールや接種記録の引き継ぎも丁寧にサポートしますので、不安なことがあればお気軽にご相談ください。お迎えの流れよくある質問もご参照ください。

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