
目次ひらく(全12章)
- 01シャルトリューとブリティッシュの違いは?|体つき・口元・毛・耳の4つ
- 02目の色では見分けられない|ブルーのブリティッシュとシャルトリュー
- 03ロシアンブルーとブリティッシュの違いは?目・耳・体で分かれる
- 04「微笑み」は3品種とも書かれている|決め手は口元と頬の形
- 05体の大きさと毛はどう違う?|オスの上限は7.7kg・6.4kg・4.5kg
- 06シャルトリューの値段は?実際に迎えられるのはどれか|掲載頭数を数えた
- 073品種のデメリットは?|気をつけたい点と健康の数字
- 08そっくりな子は血統書の品種名で決まる|掛け合わせとミックス
- 09迷ったらどれ?|暮らし方別の選び方
- 10よくある質問
- 11まとめ|シャルトリューとブリティッシュの違いは、目の色ではなく体つきと口元
- 12出典
この記事の要点:シャルトリューとブリティッシュの違いは体つき・口元・毛・耳。ブルーの子は目の色(どちらも金〜銅色)では見分けられません。ロシアンブルーだけ目が緑。値段は3品種ほぼ同じで、差は「探して出会えるか」。青灰色の丸い猫を見かけて、「これはブリティッシュ? シャルトリュー? ロシアンブルー?」と迷う人は少なくありません(検索では「シャトルリュー」と書く人もいますが、正しくは「シャルトリュー」です)。
見分け方としてよく書かれるのが、「シャルトリューの目は金色、ブリティッシュの目はいろいろ」という説明です。ところが、ブルーのブリティッシュの目の色は、品種の基準で「ゴールドかカッパー(銅色)」と決まっています。シャルトリューも金〜銅色です。青灰色どうしなら、目の色では分けられません。
この記事では、品種の基準に書かれた体つき・口元・耳・毛の違いを早見表にしたうえで、次の2つを足しました。ひとつは、3品種の子猫が実際に探せるのかを、同じ日・同じサイトで数えた数字(ブリティッシュ212頭・ロシアンブルー49頭・シャルトリュー8頭)。もうひとつは、「微笑み」が3品種すべての基準に書かれていて、決め手にならないことです。
ブリティッシュの性格・大きさ・病気・値段は、それぞれ性格の記事・大きさの記事・病気の記事・値段の記事にまとめているので、ここでは「3品種の比べ方」に絞ります。なお、Flowens Cat が扱っているのは、この3品種のうちブリティッシュショートヘアです。シャルトリューとロシアンブルーは扱っていません。
シャルトリューとブリティッシュの違いは?|体つき・口元・毛・耳の4つ

青い猫3品種は、目の色ではなく、体つき・口元・毛・耳で見分けます。ロシアンブルーだけは、目の色(緑)でも分かれます。
この表と、この記事で「基準」と書いているものは、アメリカの猫の団体 CFA の品種ページと、ヨーロッパの猫の団体 FIFe の品種の基準を指します。
| 見るところ | ブリティッシュ | シャルトリュー | ロシアンブルー |
|---|---|---|---|
| 目の色 | 金色か銅色(ブルーの子) | 金色〜銅色(緑は失格) | 鮮やかな緑 |
| 顔と口元 | 丸い顔。大きく丸いひげ袋が張り出し、笑っているように見える | 広く丸い頭から、口元は小さく細くすぼまる。ほほえんで見える | 平らな頭のくさび形で、鼻筋はまっすぐ。笑っているような顔 |
| 耳 | 中くらいで、根元が広く、先は丸い | 中くらいで、高い位置につき、少し外へ開く | 大きく先がとがり、皮膚が薄くて透けて見える |
| 体と足 | 骨太でがっしり。足は丈夫で、短め〜中くらい | 肩幅が広く力強い体。足と足先は細め(※) | 長く細い体。足は細くて高い |
| 毛 | 短くとても密。張りのある手触り | ウールのような下毛があり、水をはじきやすい | 短く密で、絹のようにやわらかい。毛先が銀色に光る |
| 毛色 | 白・黒・青・赤・クリーム・縞・三毛など多数 | 青灰色のみ | 青灰色のみ |
| オスの体重の上限 | 約7.7kg | 約6.4kg | 約4.5kg |
表から読み取れることは3つです。
- ブリティッシュとシャルトリューは、どちらも丸みのある骨太の猫で、似ています。分かれ目は、ブリティッシュの頬が丸く張ること、シャルトリューの口元がすぼまること、毛の質が違うことです
- ロシアンブルーは、体の作りそのものが別です。ブリティッシュの「ずんぐり」に対して、ロシアンブルーは「すらり」としています
- 毛色の数が違います。 ブルーの猫だけを探すなら3品種から選べますが、青灰色以外も候補に入れるなら、毛色が多いのはブリティッシュだけです
日本では、ロシアンブルー・シャルトリュー・コラットの3品種を「ブルー御三家」と呼ぶことがあります。3つ目のコラットは、次の章で1段落だけ触れます。
目の色では見分けられない|ブルーのブリティッシュとシャルトリュー

青灰色の猫で、目が金色〜銅色なら、ブリティッシュにもシャルトリューにも当てはまります。目の色で見分けられるのは、緑のロシアンブルーだけです。
「ブリティッシュの目は色とりどり」という説明は、毛色によっては正しいのですが、ブルーの子には当てはまりません。ブリティッシュの目の色は、毛色ごとに決まっているからです。
| 品種・毛色 | 基準が決める目の色 |
|---|---|
| ブリティッシュ・ブルー | 金色か銅色 |
| ブリティッシュ・シルバータビー(銀地の縞) | 緑かヘーゼル(緑がかった薄茶色) |
| ブリティッシュ・チンチラシルバー(毛先だけが銀色) | 緑〜青緑 |
| シャルトリュー | 金色〜銅色。濃く鮮やかなオレンジが理想で、緑は失格 |
| ロシアンブルー | 鮮やかな緑。年齢とともに濃くなる |
子猫の写真1枚では、決めきれない
子猫のうちは、決め手がさらに少なくなります。
- シャルトリューの基準は、子猫のうっすらした縞や、2歳未満のしっぽの輪を、欠点にしないと書いています
- ロシアンブルーの緑は、年齢とともに濃くなります
- コラットは、子猫の目が黄色〜琥珀色のこともあります
- ブリティッシュは、体が完成するまでに3〜5年かかります
体つきも毛も目の色も途中の子猫を、1枚の写真から言い当てるのは難しい、というのが私たちの考えです。目で決められないときに頼りになるのは、血統書の品種名です(後ろの章で書きます)。
ロシアンブルーとブリティッシュの違いは?目・耳・体で分かれる
ロシアンブルーは、緑の目、細く長い体、大きく先のとがった耳で、ブリティッシュともシャルトリューとも見分けがつきます。早見表に足りない点を足します。
- 目: 大きなアーモンド形で、間が離れてつきます
- 耳: 根元が広く、皮膚が薄くて、内側はほとんど毛が生えていません。ブリティッシュの、先の丸い耳とは形が違います
- 足先: 小さな楕円形です。ブリティッシュの、丸くてしっかりした足先とは対照的です
- 大きさ: 3品種で最も小柄です。数字は、後ろの章の表にあります
- 性格: 来客があると、ソファの下に隠れがちです。ただ、すぐに好奇心で出てくると書かれています。詳しくはロシアンブルーの性格の記事にあります
ロシアンブルーは、昔のイギリスのキャットショーで「アークエンジェル(大天使)猫」と呼ばれ、ほかの青い単色の猫と同じ枠で審査されていました。ブリティッシュも、アメリカではじめ「ブリティッシュ・ブルー」の名で登録された猫です。どちらも、青灰色の猫として扱われていた時代があります。
ブルー御三家の3つ目、コラット
コラットは、ロシアンブルーに似た青灰色の短毛の猫です。違いは、下毛のない短い毛(単毛)であることと、頭がハート形であること。目は輝く緑で、毛色は、毛先が銀色の青だけが認められています。子猫の目は黄色〜琥珀色のこともあります。アメリカの団体のページは、コラットも繁殖している人が少なく、子猫を待つことがあると書いています。
「微笑み」は3品種とも書かれている|決め手は口元と頬の形

「微笑み猫」はシャルトリューの特徴として語られがちですが、基準は3品種とも、顔が笑っているように見えると書いています。違うのは、微笑みの作り方です。
| 品種 | 基準の言い方 | 顔の作り |
|---|---|---|
| ブリティッシュ | 大きく丸いひげ袋が、笑っているように見える | 丸い顔に丸い骨格で、短く太い首にのる。口元はしっかり発達していて、大きく丸いひげ袋がある |
| シャルトリュー | ひげ袋が、ほほえみの気配をつくる | 広く丸い頭が、細い口元に向かってすぼまる。ほほが張って、頭が台形に見える |
| ロシアンブルー | 笑っているような顔(特徴的な微笑み) | 頭は平らで、くさび形。ひげ袋は少し出る程度で、あごは強い |
シャルトリューのほほは、オスの成猫でよく発達し、メスではずっと目立ちません。ヨーロッパの基準は、メスはオスよりかなり小さく、胸も狭く、ほほも丸みが少ないと書いています。同じ品種でも、オスとメスで顔の印象は変わります。
体の大きさと毛はどう違う?|オスの上限は7.7kg・6.4kg・4.5kg

オスの体重の上限は、ブリティッシュ約7.7kg、シャルトリュー約6.4kg、ロシアンブルー約4.5kgと、3品種で3kg以上開きます。
| ブリティッシュ | シャルトリュー | ロシアンブルー | |
|---|---|---|---|
| オスの上限の言い方 | 「最大17ポンド」(約7.7kg) | 「最大14ポンド」(約6.4kg) | 「10ポンドを超えることはまれ」(約4.5kg) |
| メス | オスより「やや小さい」 | オスより「かなり小さい」 | 5〜8ポンド(約2.3〜3.6kg) |
| 完成まで | 3〜5年 | 3〜5年 | — |
「最大」「まれ」は、上限側の言い方です。ふつうの体重ではなく、個体差があり、両親の体格でも変わります。よく「どの品種も4〜6kgくらい」とまとめて言われますが、基準が書く上限は、3品種でこれだけ違います。ブリティッシュのふつうの範囲は、大きさの記事にまとめました。
毛は、手で触ると違いが出る
毛の質は、写真では見分けにくく、触ると分かる違いです。
- ブリティッシュ: 短くとても密で、押すと戻る張りがあります。ふわふわよりも、しっかりした手触りが求められます
- シャルトリュー: ウールのような下毛があり、水をはじきやすい毛です。春と秋は抜け毛が増えるので、その時期は手入れの回数を増やす必要があります。基準は、下毛が多いため、アレルギーの方には勧められないとも書いています
- ロシアンブルー: 短く密で、絹のようにやわらかく、毛先が銀色に光ります
ブリティッシュの毛が二重(ダブルコート)かどうかは、団体によって書き方が逆になっています。詳しくはシングルコートとダブルコートの記事で整理しました。
毛色は、ブリティッシュだけが多彩です。白・黒・青・赤・クリーム・チョコ・ライラックの無地、シルバーやゴールデン、スモーク、縞、三毛、バイカラーなどがあります。青灰色の猫が好きで、毛色の候補を広げたくないなら3品種から、広げてもよいならブリティッシュが選びやすい、ということです。なぜ灰色の猫を「ブルー」と呼ぶのかは、グレーの猫の種類の記事にあります。
シャルトリューの値段は?実際に迎えられるのはどれか|掲載頭数を数えた

値段は3品種でほぼ同じ(掲載平均は21〜22万円台)ですが、探して見つかる子猫の数は大きく違います。これが、見た目の違いよりも、迎える側にとって大きな違いです。
私たちは2026年10月5日に、子猫ブリーダーナビの3品種のページを開き、掲載されている頭数(販売中・商談中)と、サイトが表示する掲載平均価格を記録しました。
| 品種 | 掲載頭数 | サイト全体(3,541頭)に占める割合 | 掲載平均価格 |
|---|---|---|---|
| ブリティッシュ | 212頭 | 約6.0% | 210,863円 |
| ロシアンブルー | 49頭 | 約1.4% | 226,378円 |
| シャルトリュー | 8頭 | 約0.2% | 211,000円 |
表から言えることは、次のとおりです。
- ブリティッシュの掲載頭数は、シャルトリューの26倍以上、ロシアンブルーの約4倍です
- 掲載平均価格は、3品種とも21〜22万円台で、差は最大でも約1.6万円です。違いは、値段ではなく、探して見つかるかどうかです
- ロシアンブルーは「安い」と言われることがありますが、この日の掲載平均は3品種で最も高い22.6万円でした
もう1つ、別の数え方でも確かめました。アニコム損保が、2025年2月〜2026年1月に新規契約した0歳の猫54,764頭を数えた2026年のランキングでは、ブリティッシュは7位(3,250頭・5.9%)です。掲載の割合(約6.0%)とほぼ同じです。ロシアンブルーとシャルトリューは、10位(3.2%)までに入っていません。
当社が2024〜25年に実施したお客様アンケートでは、猫を探して見学に来られた43人のうち31人(72.1%)が、問い合わせの決め手に「条件が一致していた(品種・性別・毛色など)」を選びました(3つまでの複数回答)。条件を決めて探す方が多いので、選べる頭数の差は、そのまま探しやすさの差になります。
当社のブリティッシュの成約価格
上の表は、他社サイトの「掲載価格の平均」です。当社のブリティッシュの成約価格は、月齢で分けると次のとおりです。掲載価格の平均とは別の数字なので、並べて比べないでください。
| お迎えの月齢 | 成約価格の中央値 | 同じ月齢帯の最高額 |
|---|---|---|
| 生後2〜3ヶ月 | 23.0万円 | 30.0万円 |
| 生後4ヶ月以降 | 18.0万円 | 23.0万円 |
月齢で価格が変わる理由と、カラー別の傾向は、値段の記事に詳しく書いています。
3品種のデメリットは?|気をつけたい点と健康の数字
どの品種にも、気をつけたい点はあります。数字で言えるのは、ブリティッシュの心臓の病気(HCM)が、検診で見つかる割合が高いことです。
| 品種 | 気をつけたい点 |
|---|---|
| ブリティッシュ | ①抱き上げられて運ばれるのを好まない ②心臓の病気(HCM)はオスで多い ③太りやすい(動物病院の記録で約48%が太り気味以上) |
| シャルトリュー | ①下毛が多く、春と秋は抜け毛が増える ②体重が増えやすい。後ろ足の膝のずれ(膝蓋骨脱臼)が確認されている ③子猫を探しにくい(子猫ブリーダーナビの掲載は8頭) |
| ロシアンブルー | ①来客があると隠れがち ②食欲が旺盛で太りやすい ③繁殖している人が少なく、子猫を待つことがあると書かれている(アメリカの話) |
ブリティッシュの心臓の病気は、数字で見ると
HCM は、心臓の筋肉が厚くなる病気です。デンマークで、心臓の超音波検診を受けにきたブリティッシュ329頭のうち、28頭(8.5%)が HCM と診断され、14頭(4.3%)が「疑い」でした。オスは20.4%、メスは2.1%で、オスのほうがはるかに多い結果です。診断された年齢の中央値は2.7歳と、若い猫でも見つかっています(論文)。検診を受けにきた猫の数字なので、ブリティッシュ全体の割合ではありません。
当社の親猫の遺伝子検査は、全品種共通で PKD・HCM・PK欠損症です。HCM は R820W 型と A31P 型の2種類を調べ、陽性の親猫は繁殖のペアから外します。子猫個体の遺伝子検査は行っていません。
ただし、メインクーンとラグドールでは HCM の原因の変異が特定されている一方、ブリティッシュなどの HCM の猫を調べた研究(2009年)では、心臓に関わる遺伝子8つを調べても、原因の変異を特定できませんでした(論文)。調べた猫は少数ですが、ブリティッシュの HCM は、親猫の遺伝子検査が陰性でも、心配がなくなるわけではありません。お迎え後の心臓の検診は、かかりつけの動物病院で相談してください。子猫の健康診断は、提携の獣医師による視診・触診・聴診で、署名入りの診断書を1頭ずつ発行しています。病気の全体像はブリティッシュの病気の記事と健康管理のページにあります。
シャルトリューとロシアンブルーの健康
シャルトリューでは、腎臓に水のたまった袋が増える遺伝の病気(PKD)の最初の症例が、2010年に報告されました。12歳のメスで、著者は「シャルトリューも PKD の検診の対象にすべき」と書いています(論文)。症例報告なので、割合は分かりません。後ろ足の膝のずれは「一部のシャルトリューで確認されている」と基準が書いています。
ロシアンブルーは、基準が「特有の遺伝病は知られていない」としています。ただし、繁殖に使える猫の数が少ないので、ある種の病気にかかりやすくなるのでは、と心配する人もいる、とも書いています。
肥満については、ブリティッシュはオーストラリアの動物病院に来た猫の約48%が太り気味以上でした(論文)。シャルトリューとロシアンブルーも、基準が太りやすさを挙げています。3品種とも、ごはんの量と体型の確認は欠かせません。
この章は、ブリーダーとしての整理です。診断や治療の話ではないので、気になる様子があるときは、動物病院に相談してください。
そっくりな子は血統書の品種名で決まる|掛け合わせとミックス
3品種は、基準の上で「別の品種」として区別することになっています。見た目がそっくりな子の品種は、血統書の品種名で決まります。
- ヨーロッパの基準は、シャルトリューの冒頭に「ロシアンブルーやブリティッシュブルーと、はっきり区別すること。この2品種との掛け合わせは望ましくない」と書いています(2026年1月1日版)
- アメリカの基準は、3品種とも「認められる掛け合わせの相手」を「なし」としています
- ブリティッシュは、戦争のあとに数を立て直すとき、ペルシャや雑種を掛け合わせた歴史があります。いまは、認められる相手はありません
ペットショップや知人から「シャルトリューだよ」と言われた子は、血統書の品種名の欄で確かめてください。写真や見た目だけでは、決めきれません。
掛け合わせた子猫は、体つきも口元も毛も、1頭ごとに違ってきます。当社はミックスを基本的に扱っていません。当社が扱っているのは、純血のブリティッシュです。
迷ったらどれ?|暮らし方別の選び方

探しやすさを優先するなら、ブリティッシュです。ただし、ブリティッシュはシャルトリューの代わりではなく、口元・足・毛が違う別の品種です。
「理由」の欄は、基準に書かれた説明です。実際の様子は個体ごとに違います。
| こんな希望・暮らし | 合いそうな品種 | 理由 |
|---|---|---|
| 子猫を探して、早く迎えたい | ブリティッシュ | 掲載212頭(シャルトリューは8頭)。探しやすさは3品種で一番 |
| 青灰色以外の毛色も候補に入れたい | ブリティッシュ | 白・黒・赤・クリーム・縞・三毛など、毛色が多い |
| 家族みんなと、ほどよい距離で暮らしたい | ブリティッシュ | 基準は「特定の1人に決めず、家族みんなに注意と愛情を向ける」と書く |
| 飼い主にぴったり寄り添ってほしい | シャルトリュー | 基準は「忠実で愛情深い」「犬のような行動で知られる」と書く |
| 小柄な猫がいい | ロシアンブルー | オスでも10ポンド(約4.5kg)を超えることはまれ |
| 来客が少なく、落ち着いた暮らし | ロシアンブルー | 来客があると、ソファの下に隠れがち |
| 抜け毛やアレルギーが気がかり | 会って確かめる | シャルトリューは下毛が多く、アレルギーの方には勧められていない。どの品種も、実際に会って確かめるのが確実 |
Flowens Cat が扱っているのは、この3品種のうちブリティッシュです。いま迎えられる子は、ブリティッシュショートヘアの品種ページと子猫一覧で見られます。掲載は日々変わります。価格には、親猫の遺伝子検査・1回目のワクチン・マイクロチップ・健康診断・駆虫・60日の生体保障・ごはん10日分・缶詰・飼育説明書の9項目が含まれます。2回目のワクチンを接種済みの子だけ、別途3,000円です。
見学は事前予約制です。子猫の体調が良ければ、見学の当日にお迎えもできます。成約後は最大1ヶ月お預かりでき、お迎え後は LINE でブリーダーにいつでも相談できます。流れはお迎えの流れにまとめています。
よくある質問
Q1. シャルトリューとブリティッシュは見分けられますか?
見分けられますが、目の色では分かりません。青灰色で目が金〜銅色の子どうしは、体つき・口元・毛で見ます。ブリティッシュは丸い顔と大きなひげ袋、骨太で短めの足、張りのある短い毛。シャルトリューは口元が細くすぼまり、ウールのような下毛があります。子猫は途中の姿なので、写真だけでは決めきれず、血統書の品種名で確かめてください。
Q2. ロシアンブルーとブリティッシュの違いは何ですか?
ロシアンブルーは、緑の目、細く長い体、大きく先のとがった耳が特徴です。ブリティッシュは、丸い顔と骨太のずんぐりした体で、ブルーの子の目は金色か銅色です。オスの体重の上限は、基準でロシアンブルーが約4.5kg、ブリティッシュが約7.7kgです。
Q3. ブルー御三家とは何ですか?
日本では、ロシアンブルー・シャルトリュー・コラットの3品種を「ブルー御三家」と呼ぶことがあります。どれも青灰色の猫です。目は、ロシアンブルーとコラットが緑、シャルトリューが金〜銅色。コラットは下毛のない短い毛で、頭がハート形です。当社では、この3品種は扱っていません。
Q4. シャルトリューのデメリットは何ですか?
下毛が多く、春と秋は抜け毛が増えること(アレルギーの方には勧められていません)、体重が増えやすいこと、後ろ足の膝のずれが確認されていること、子猫を探しにくいことです。2026年10月5日の子猫ブリーダーナビでは、掲載は8頭でした。
Q5. ブリティッシュの欠点は何ですか?
抱き上げられて運ばれるのを好まない子が多いこと、太りやすいこと、心臓の病気(HCM)がオスで多いことです。動物病院の記録では約48%が太り気味以上、デンマークの検診では329頭中28頭(8.5%)が HCM でした。親猫の遺伝子検査が陰性でも、HCM の心配がなくなるわけではありません。
Q6. ロシアンブルーはなぜ安いと言われますか?
この日の数字では、ロシアンブルーは安いとは言えません。2026年10月5日の子猫ブリーダーナビでは、ロシアンブルーの掲載平均は226,378円(49頭)で、ブリティッシュ(210,863円)やシャルトリュー(211,000円)より高くなっていました。個々の価格は、月齢・血統・販売する側によって変わります。
Q7. シャルトリューやロシアンブルーとのミックスはいますか?
当社はミックスを基本的に扱っていません。当社が扱っているのは、純血のブリティッシュです。基準は3品種を別の品種として区別し、掛け合わせは望ましくないとしています。掛け合わせた子猫は、見た目が1頭ごとに違います。
Q8. シャルトリューやロシアンブルーを、当社で迎えられますか?
当社が扱っているのはブリティッシュショートヘアで、シャルトリューとロシアンブルーは扱っていません。青灰色で丸みのある猫が好きなら、ブルーのブリティッシュは候補になります。いま迎えられる子は、品種ページと子猫一覧で見られます。ほかの疑問はよくある質問のページにもまとめています。
まとめ|シャルトリューとブリティッシュの違いは、目の色ではなく体つきと口元
シャルトリューとブリティッシュの違いは、目の色ではなく、体つき・口元・毛・耳です。ブルーのブリティッシュもシャルトリューも目は金〜銅色で、ロシアンブルーだけが緑です。値段は3品種とも21〜22万円台でほぼ同じですが、2026年10月5日の掲載頭数は、ブリティッシュ212頭・ロシアンブルー49頭・シャルトリュー8頭と、探しやすさが大きく違いました。
ブリティッシュの子猫は、品種ページで見られます。品種の一覧は品種一覧にあります。見学は事前予約制です。
出典
- The Cat Fanciers' Association (CFA)「British Shorthair」https://cfa.org/breed/british-shorthair/ (2026年10月5日に原文を確認。オスは最大17ポンド・成熟まで3〜5年・ブルーの目は金色か銅色・「ダブルコートでもウール状でもない」・丸いひげ袋が笑っているように見える・抱かれて運ばれるのを好まない・認められる掛け合わせの相手はなし・戦後にペルシャや雑種を掛け合わせて立て直した歴史・毛色の一覧を引用)
- CFA「Chartreux」https://cfa.org/breed/chartreux/ (2026年10月5日に原文を確認。オスは最大14ポンド・成熟まで3〜5年・目は金〜銅色で緑は失格・「足と足先は比較的細い」・口元は細くすぼまりほほえみの気配・ウール状の被毛と水をはじく性質・春と秋の抜け毛・アレルギーの方には勧めない・体重が増えやすい・膝蓋骨脱臼・認められる掛け合わせの相手はなしを引用)
- CFA「Russian Blue」https://cfa.org/breed/russian-blue/ (2026年10月5日に原文を確認。オス10ポンドを超えることはまれ・メス5〜8ポンド・鮮やかな緑の目・来客でソファの下に隠れがち・特有の遺伝病は知られていない・遺伝的な幅が小さいことへの心配・食欲旺盛で太りやすい・昔の名「アークエンジェル」・認められる掛け合わせの相手はなしを引用)
- CFA「Korat」https://cfa.org/breed/korat/ (2026年10月5日に原文を確認。単毛・ハート形の頭・緑の目・子猫の目は黄色〜琥珀色のこともある・繁殖者が少なく子猫を待つことがある・毛先が銀色の青のみを引用)
- FIFe(ヨーロッパの猫の団体)「Chartreux」品種の基準(2026年1月1日版・PDF)https://fifeweb.org/app/uploads/2023/10/CHA.pdf (ロシアンブルー・ブリティッシュブルーとの区別・掛け合わせは望ましくないという記述、頭の形、耳の位置、目の色、足と足先、被毛、オスとメスの差を引用)
- FIFe「Russian Blue」品種の基準(2026年1月1日版・PDF)https://fifeweb.org/app/uploads/2023/10/RUS.pdf (頭の形、耳の大きさと皮膚、目の形と色、足、被毛、特徴的な微笑みを引用)
- Granström S, Godiksen MT, Christiansen M, Pipper CB, Willesen JL, Koch J. Prevalence of hypertrophic cardiomyopathy in a cohort of British Shorthair cats in Denmark. *J Vet Intern Med.* 2011;25(4):866-71. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21736622/ (抄録で確認。329頭、HCM陽性28頭(8.5%)、疑い14頭(4.3%)、オス20.4%・メス2.1%、診断の中央値2.7歳を引用)
- Meurs KM, Norgard MM, Kuan M, Haggstrom J, Kittleson M. Analysis of 8 sarcomeric candidate genes for feline hypertrophic cardiomyopathy mutations in cats with hypertrophic cardiomyopathy. *J Vet Intern Med.* 2009;23(4):840-3. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19566849/ (抄録で確認。メインクーンとラグドールでは原因の変異が特定済みであること、ブリティッシュなどの猫では原因の変異が特定されなかったことを引用)
- Volta A, Manfredi S, Gnudi G, Gelati A, Bertoni G. Polycystic kidney disease in a Chartreux cat. *J Feline Med Surg.* 2010;12(2):138-40. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19716738/ (抄録で確認。シャルトリューの最初の症例報告(12歳のメス)と、検診の対象にすべきという結論を引用)
- Murphy BJ, Stevenson MA, Mansfield CS. Bodyweight and body condition scores of Australian British shorthaired cats, 2008-2017. *Front Vet Sci.* 2023;10:1241080. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37885615/ (抄録で確認。動物病院に来たブリティッシュの約48%が太り気味以上であることを引用)
- アニコム損保「2026年最新版 猫の名前&猫種ランキング」https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/10392.html (2025年2月1日〜2026年1月31日に新規契約した0歳猫54,764頭。ブリティッシュ7位・3,250頭・5.9%、10位ラガマフィン3.2%、ロシアンブルーとシャルトリューは10位以内に記載なしであることを確認)
- 子猫ブリーダーナビ ブリティッシュショートヘア https://www.koneko-navi.jp/cat?db_id%5B0%5D=26 / ロシアンブルー https://www.koneko-navi.jp/cat?db_id%5B0%5D=37 / シャルトリュー https://www.koneko-navi.jp/cat?db_id%5B0%5D=13 (いずれも2026年10月5日に開いて確認。「条件に合致するネコちゃんの数」は212頭・49頭・8頭、掲載平均価格は210,863円・226,378円・211,000円、サイト全体の掲載は3,541頭)
- Flowens Cat の販売台帳(ブリティッシュの成約価格を月齢別に集計。2026年9月12日集計)、お客様アンケート(猫を探して見学に来られた43人の回答。問い合わせの決め手は3つまでの複数回答)
団体のページとサイトは、2026年10月5日に開いて確かめました。kg は、ポンドからの換算(1ポンド=0.4536kg、小数1桁に四捨五入)です。
※ 記事内の画像はイメージです。実際にお迎えいただける子猫の写真は子猫一覧でご覧いただけます。



