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この記事の要点:子猫は、生後56日を過ぎるまで売ることも引き渡すこともできません。だから実際に迎えられるのは生後57日目(約2ヶ月)から。当猫舎は、生後57日を迎えた子から、見学の日にお迎えもできます(予約の状況や子猫の体調によっては後日)。子猫は生後何ヶ月から迎えられるのか。答えは、法律で決まっています。ただ、「迎えられる」と「その月齢で迎えるのがよい」は別の話です。
この記事は、まだ猫を飼っていない飼い主さん向けに、先に法律のルールを短く渡します。そのうえで、生後2〜3ヶ月・4〜5ヶ月・6ヶ月以降のどれで迎えるかを、子猫の様子と値段、暮らしの予定から決める手順を書きました。迎えたあとの育て方は主題にしません。体重やごはんは生後2ヶ月の子猫の記事に分けています。
子猫の引き渡しは生後57日目から|56日(8週)のルール

子猫を売る人は、生まれて56日(8週)を経過するまで、販売も、販売のための引き渡しもできません。 ブリーダーでもペットショップでも同じです。動物愛護管理法の決まりで、「経過するまで」ができないので、実際に迎えられるのは生後57日目からになります。
56日が決まった理由は、3つあります。
- 社会性:きょうだいとじゃれ合う中で、噛む加減を覚える
- 健康:母乳で免疫を高める
- リスク:早く親から離すと、問題行動や感染症のリスクが上がる
犬には、天然記念物の日本犬を専門の繁殖業者から直接売る場合だけ49日の例外があります。猫には例外がありません。 雑種でも、ミックスでも、血統書つきの品種でも56日です。
この決まりは、売る人に向けたものです。知り合いや親戚が、子猫を譲る場合には法律の規制はありません。ただ、56日ごろまでは母猫と一緒に過ごさせることが勧められています。
56日の決まりが始まったのは2021年6月1日です。それまでは49日の経過措置があり、今は日本犬の例外を除いて、猫も犬も56日にそろっています。古い記事に49日と書かれていても、今の販売には当てはまりません。
売る人が日にちを数えている?買う人が確かめる場所

買う側は、生年月日と、お店や猫舎に来た日を見れば、56日を過ぎているか自分でも確かめられます。 国も、販売のときに生年月日や来た日が56日を経過しているか確認するよう呼びかけています。
確かめ方は3つです。
- 子猫の紹介ページに、生年月日が出ているかを見る
- 見学の日と生年月日から、生後何日かを数える
- 日にちが書かれていない、聞いても答えてもらえないときは、その場で決めない
当猫舎の子猫一覧の各ページには、生年月日と生後の日数が出ています。迎えたい時期に合う子を、ページを見て選べます。
日数に不安があるときや、販売の様子がおかしいと感じたときは、都道府県の動物愛護の窓口に相談できます。
何ヶ月で迎える?月齢ごとの子猫の様子と値段

迎える月齢は、生後2〜3ヶ月・4〜5ヶ月・6ヶ月以降の3つに分けて考えると決めやすくなります。 表の右の列は、当猫舎が実際にお渡しした全品種の子猫の成約価格の中央値(真ん中の値)で、月齢が進むと下がります。
| 迎える月齢 | 子猫の様子 | こんな人に向く | 当猫舎の成約の中央値(全品種) |
|---|---|---|---|
| 生後2〜3ヶ月 | 生後57日から。1回目のワクチンを済ませ、ふやかしたごはんを食べられる子をお渡しします | 子猫の時期を一緒に過ごしたい人。家にいられる日がある人 | 20.0万円(最高40.0万円) |
| 生後4〜5ヶ月 | 2回目のワクチンを済ませている子が増える。子猫のページで接種の状況を確かめられる | 迎える日をずらしたい人。少し落ち着いた子を探している人 | 15.0万円(最高35.0万円) |
| 生後6ヶ月以降 | 子猫の時期の後半。性格が見えてくる | 性格を見て決めたい人 | 10.0万円(最高24.0万円) |
この時期を過ぎてご縁がまだ決まっていない子は、新しいご家族と出会いやすいように、当猫舎で値段を見直していきます。下がるのは日数が進んだためで、その子の体や性格のせいではありません。月齢が進んだ子には、トイレやごはんが落ち着いてきている子、性格が見えてきている子が多いです。
ここで大事なのは、どの月齢がよい・悪いではなく、飼い主さんの暮らしに合う時期があるだけということです。子猫の時期を一緒に過ごしたいなら生後2〜3ヶ月、少し落ち着いた子がよければ4ヶ月以降、と考えてください。
2ヶ月の子猫の体重は生後2ヶ月の子猫の記事に、月齢ごとの体重の目安は子猫の体重の記事にあります。
迎える日の決め方|暮らしの予定から逆算する

迎える日は、猫の月齢より先に、飼い主さんの予定から決めてください。 迎えた日は、子猫にとって環境が一度に変わる日です。その日と次の日に、家にいられるかを先に確かめておくと安心です。
決めるときは、次の4つを書き出します。
- 連休や、仕事を休める日(迎えた最初の数日に家にいられるか)
- 引っ越しの予定(迎える前か、後か)
- 旅行や出張の予定(迎えた直後に家を空けないか)
- 家族がそろっている日(全員で迎えられるか)
迎える時間帯は、在宅できる日の午前中がおすすめです。迎えたあと、夜までに様子を見られるからです。そのあとに動物病院へ行くことも考えると、時間に余裕があるほうが安心です。
迎える前に用意するものは猫を迎える準備にまとめています。「今は迎えられないかも」「時期がまだ決まっていない」という段階でも、相談してかまいません。お迎えの時期が未定のときにも書いています。
今は迎えられない人のために|成約のあと最大1ヶ月までお預かり

当猫舎では、見学の日にお迎えもできます。すぐに迎えられない方には、成約のあと最大1ヶ月までお預かりしています。 迎える日を、ご自身の予定に合わせて選べます。
| お迎えの日 | 条件・ポイント |
|---|---|
| 見学の日 | 生後57日を迎えた子で、子猫の体調が良好なら連れて帰れます。予約の状況や体調によっては、後日になります |
| 成約のあと、最大1ヶ月先 | 延ばす長さによって、内金の額が変わります |
流れ全体はブリーダーから猫を飼う流れに、お金のタイミングまで書いています。
月齢とお金の注意|ワクチンの回数で変わること

価格に込みのワクチンは1回目です。2回目まで済ませた子だけ、別に3,000円がかかります。 月齢が進んだ子ほど、2回目を済ませている子が増えます。迎える前に、その子のワクチンの回数を確かめてください。
子猫ごとの接種の状況は、子猫一覧の各ページに載せています。ワクチンを打つ時期そのものは子猫のワクチンスケジュールに分けて書いています。ふやかさないドライごはんへの切り替えは、2回目のワクチンのあと(だいたい生後80日ごろ)から勧めています。
価格に込みのものは、ほかに親猫の遺伝子検査(子猫個体は検査していません)、マイクロチップ、獣医師の健康診断、駆虫、60日間の生体保障、ごはん10日分、缶詰、飼育説明書です。見学の予約は見学のページ、流れはお迎えの流れに載せています。見学は事前予約制です。
よくある質問
子猫は生後2ヶ月から迎えられますか?
迎えられます。ただし、生後56日を過ぎるまでは売ることも引き渡すこともできないので、早くても生後57日目からです。生後57日を迎えた子は、見学の日にお迎えもできます(予約の状況や体調によっては後日)。迎えた日と次の日に家にいられる日を選んでください。
生後8週の決まりとは何ですか?
「8週齢規制」と呼ばれる、動物愛護管理法の決まりです。子猫を売る人は、生まれて56日(8週)を経過するまで、販売も引き渡しもできません。きょうだいと過ごして社会性を身につけ、母乳で免疫を高めるための期間で、そのため実際に迎えられるのは生後57日目からです。
猫は何ヶ月から飼えますか?
売る人から迎える場合は、生後57日目(約2ヶ月)からです。何ヶ月で迎えるかは、2〜3ヶ月・4〜5ヶ月・6ヶ月以降の様子と値段、飼い主さんの予定から決めます。
子猫の引き渡し時期は、いつにできますか?
生後57日を迎えた子は見学の日に連れて帰れます(予約の状況や体調によっては後日)。すぐに迎えられない場合は、成約のあと最大1ヶ月先まで日を選べます。
生後56日より前に子猫をもらえますか?
ブリーダーやペットショップから買うことは、法律でできません。知り合いや親戚が譲る場合には規制はありません。ただ、56日ごろまでは母猫と一緒に過ごさせることが勧められています。
日本猫(雑種)の子猫は、56日より早く迎えられますか?
いいえ。猫には49日の例外がありません。雑種でも、56日を過ぎてからです。
迎える日を延ばせますか?
当猫舎では、成約のあと最大1ヶ月先まで延ばせます。延ばす長さによって内金の額が変わります。連休や引っ越しに合わせたいときは、見学のときに伝えてください。
月齢が進んだ子は、人になつきにくいですか?
そうとは言い切れません。月齢が進んだ子には、トイレやごはんが落ち着いてきている子、性格が見えてきている子が多いです。見学で子猫に会って、相性を確かめてください。
まとめ
子猫は、生後56日を過ぎるまで迎えられないので、実際は生後57日目(約2ヶ月)から。生後2〜3ヶ月・4〜5ヶ月・6ヶ月以降のどれで迎えるかは、飼い主さんの休みと予定から決めるのがおすすめです。当猫舎は、生後57日を迎えた子から、見学の日にお迎えもできます。
いま会える子は子猫一覧、見学の予約は見学のページ、流れはお迎えの流れから見られます。56日の決まりを含めた、猫舎の運営の話は猫舎の記事にもあります。
出典
- 環境省「STOP!生後56日までの犬猫販売!」(動物愛護管理法第22条の5・理由3点・日本犬の49日の例外) https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/stp56/
- 埼玉県「生後56日齢以下の犬猫の販売等は禁止されています」(一般の飼い主どうしの譲渡に規制がないこと) https://www.pref.saitama.lg.jp/a0706/doubutu/inuneko-hanbai.html
- 環境省「動物愛護管理法の一部の施行期日を定める政令の閣議決定」(2020年7月31日・2021年6月1日の施行) https://www.env.go.jp/press/108259.html
- 当猫舎の成約の中央値は、当猫舎の販売記録の集計(2026年9月時点)です
※ 記事内の画像はイメージです。実際にお迎えいただける子猫の写真は子猫一覧でご覧いただけます。








