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この記事の要点:ラガマフィンの成猫は、アメリカの猫の団体の基準でオスが最大約9.1kg、メスが6.8kg前後まで。育ちきるまで最長4年です。当社の子猫は8週で、8割の子が418〜710g、真ん中は572gでした。「ラガマフィン 大きさ」で調べると、「オス6.5〜9kg・メス4.5〜7kg」という数字がたくさん見つかります。けれど、子猫のときは何gなのか、ラグドールと並べるとどう違うのか、「大型猫なのにうちの子は小さい?」と思ったらどう見ればいいのか、実際に量った記録で答えているページはほとんどありません。
Flowens Cat は、子猫の体重を基本的に週1回、ごはんの前に量って記録しています。この記事では、そのうちラガマフィン73頭の記録(2026年10月に集計)から、生まれた日から12週までの体重を、幅つき・頭数つきで出しました。ラグドールと同じ週で並べた数字や、「大きくならない」と心配になったときの見方も入れています。
性格はラガマフィンの性格の記事、値段は値段の記事、寿命は寿命の記事にまとめているので、ここでは大きさと体重に絞ります。
ラガマフィンの成猫は何kg?団体の言い方と、ネットの数字の読み方

ラガマフィンの成猫は、アメリカの猫の団体CFAの書き方で、オスが最大20ポンド(約9.1kg)、メスが15ポンド(約6.8kg)前後がピークです。体つきは「骨格がしっかりした中〜大型で、ふさふさの被毛」。ゆっくり育つ品種で、完全に育つまで最長4年かかります。
数字は、出どころによって意味が違います。
| 数字 | オス | メス | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 団体の書き方 | 最大約9.1kg | 6.8kg前後がピーク | 「ここまで育つことがある」という上のほうの数字 |
| ネットでよく見る数字 | 6.5〜9kg | 4.5〜7kg | 範囲の目安。ページによって下限が違う |
表の読み方は3つです。
- 「最大」は、ふつうの体重ではありません。 団体の書き方は「最大」「ピーク」で、範囲の下の端は書かれていません。9kgを「ラガマフィンのふつうの体重」と読んでしまうと、「うちの子は小さいのでは」と不安になりやすくなります
- ネットの数字は、ページごとに違います。 私たちが2026年10月5日に見比べた3ページでは、オスの下限が5.0kg・6.5kg・6.9kgとばらばらでした。数字の出どころが書かれていない記事も多く、「目安の幅」として読むのが安心です
- 大きさは個体差が大きく、両親の体格でも変わります。 迎える子の両親の体重は、ラガマフィンの子猫のページで1頭ずつ確かめられます
生まれた日から12週まで、週ごとに何g?当社の子猫の記録

当社のラガマフィンの子猫は、生まれた日の真ん中が94g、4週(約1か月)で352g、8週(約2か月)で572gでした。8週の時点で、8割の子が入る幅は418〜710gです。
下の表は、ラガマフィン73頭の記録を、生後の週ごとに並べたものです。
- 真ん中:軽い順に並べたとき、ちょうど真ん中の子の体重です(中央値。平均ではありません)
- 下位1割:軽いほうから数えて10%目の子の体重です
- 上位1割:重いほうから数えて10%目の子の体重です
「下位1割〜上位1割」が、8割の子が入る幅になります。
| 週(月齢の目安) | 頭数 | 下位1割 | 真ん中 | 上位1割 |
|---|---|---|---|---|
| 生まれた日 | 73 | 72 | 94 | 118 |
| 1週 | 69 | 133 | 169 | 224 |
| 2週 | 73 | 180 | 230 | 301 |
| 3週 | 73 | 223 | 284 | 388 |
| 4週(約1か月) | 63 | 271 | 352 | 460 |
| 5週 | 69 | 296 | 387 | 531 |
| 6週 | 61 | 291 | 460 | 613 |
| 7週 | 62 | 360 | 516 | 665 |
| 8週(約2か月) | 60 | 418 | 572 | 710 |
| 10週※ | 38 | 620 | 760 | 920 |
| 12週(約3か月) | 29 | 805 | 1,011 | 1,211 |
読み方のポイントは3つです。
- 同じ週でも、幅があるのが普通です。 8週は418〜710gで、約290gの開きがあります。真ん中の半分の子に絞っても、478〜681gです
- 1kgを超えるのは12週ごろです。 10週の真ん中が760g、12週の真ん中が1,011gです
- 週数をそろえて比べてください。 「生後2か月」は、暦で数えると8週から9週弱の幅があります。ネットの月齢表と比べるときは、何週(何日)の数字かをそろえないと、数字がずれて見えます
家での量り方は子猫の体重の記事にまとめています。
オスとメスの差は、ぶれの範囲
8週の真ん中は、オス600g(36頭)、メス564g(24頭)で、オスのほうが約6%重い数字でした。ただし、4〜6週はメスのほうが重い数字です。
| 週 | オス(頭数) | メス(頭数) |
|---|---|---|
| 4週 | 325g(36) | 361g(27) |
| 5週 | 376g(40) | 423g(29) |
| 6週 | 456g(35) | 466g(26) |
| 7週 | 533g(36) | 510g(26) |
| 8週 | 600g(36) | 564g(24) |
頭数が24〜40頭と少なく、週によって上下する「ぶれ」の範囲です。ラガマフィンだけで見ると、「オスのほうが重い」とは言い切れません。当社の取扱9品種を合わせた記録では、オスはメスより、生まれた日から約5%、12週で約10%重くなっていて、頭数の多い品種ではメスのほうが重い週はありませんでした(子猫の体重の記事)。
この表の読み方
- その週に量った体重です。 測った日は記録しておらず、ちょうど7日目・14日目とは限りません
- 家庭に迎えたあとの体重ではありません。 当社の環境で育った、純血種の子猫の記録です
- 診断に使う物差しではありません。 範囲に入っていれば安心、外れていれば異常、という使い方はしないでください
ラグドールと同じ週で並べると、どう違う?

生まれた日はほぼ同じ(94gと98g)ですが、週が進むほど差が開き、8週は572gと730gで、約2割の差になります。ラグドール側の数字は、ラグドールの大きさの記事に、成猫の体重から子猫の週ごとの幅までまとめています。
| 週 | ラガマフィン | ラグドール | ノルウェージャン | マンチカン |
|---|---|---|---|---|
| 生まれた日 | 94(73頭) | 98(249頭) | 111(658頭) | 100(1,620頭) |
| 4週 | 352(63頭) | 407(233頭) | 394(665頭) | 367(1,587頭) |
| 8週 | 572(60頭) | 730(222頭) | 716(622頭) | 638(1,526頭) |
| 10週※ | 760(38頭) | 979(110頭) | 942(289頭) | 814(663頭) |
| 12週※ | 1,011(29頭) | 1,266(76頭) | 1,173(211頭) | 1,002(467頭) |
ラガマフィンとラグドールの差は、生まれた日が約4%、1週が約12%、4週が約14%、8週が約22%で、12週も約20%です。
ここで覚えておいてほしいのは、品種の間の差より、同じ品種の中の幅のほうが大きいことです。8週の真ん中どうしの差は158g(572gと730g)で、ラガマフィンの8週の中の幅は292g(418〜710g)あります。なぜ差が出るのかは、この記録だけでは言い切れません。
1週間に増える量は、品種でどう違う?
前の週から、1週間にどれだけ増えたかの真ん中を並べました。
| 期間 | ラガマフィン | ラグドール | ノルウェージャン | マンチカン |
|---|---|---|---|---|
| 0→1週 | 73(69頭) | 93 | 85 | 84 |
| 1→2週 | 62(69頭) | 76 | 77 | 68 |
| 2→3週 | 62(73頭) | 72 | 68 | 63 |
| 3→4週 | 61(63頭) | 69 | 62 | 56 |
| 4→5週 | 64(59頭) | 78 | 64 | 60 |
| 5→6週 | 52(57頭) | 81 | 73 | 64 |
| 6→7週 | 61(56頭) | 96 | 85 | 74 |
| 7→8週 | 54(60頭) | 110 | 91 | 83 |
- ラガマフィンは、1週を過ぎてからは週52〜64gで、ほぼ一定です。 ラグドール・ノルウェージャン・マンチカンは、5〜8週に増え方が上がります(ラグドールは78gから110g)。ラガマフィンは、6〜8週になっても急には上がらず、ゆっくり一定のペースで増えていきます
- 毎週きれいに増えるとは限りません。 量る時間帯や、ごはん・トイレの前後でも体重は動きます。1週だけで判断せず、数週間の動きと、食欲・元気・体つきも見てください
「大きくならない」と心配になったときの見方

ブリーダーとして、飼い主さんにまずお伝えしたいのは、体重の数字だけで決めないことです。先週と比べて増えているか、ごはんと元気、体つきの3つを見てください。迷ったら、動物病院に相談します。
8週で何gなら「ふつう」の位置?
ラガマフィンの子猫は、8週の真ん中が572gで、8割の子が418〜710gの幅に入ります。品種によって同じ週の「ふつう」の位置が違うので、ほかの品種の表と見比べるときは、同じ品種・同じ週数で比べてください。
体重より先に、体つきを触って確かめる
環境省のパンフレットは、猫の体型を、見た目と触った感じで5段階に分けています。体重は週1回程度量ることもすすめています。
| 段階 | 呼び方 | 肋骨と体の線 |
|---|---|---|
| 1 | やせ | 肋骨・腰の骨・骨盤が、外から容易に見える |
| 2 | ややせ | 背骨と肋骨が容易に触れる |
| 3 | 理想体重 | 肋骨は触れるが、見ることはできない。上から見て、肋骨の後ろに腰のくびれがわずかに見える |
| 4 | やや肥満 | 肋骨の上に脂肪がわずかにつくが、肋骨は容易に触れる |
| 5 | 肥満 | 肋骨や背骨が厚い脂肪におおわれて、容易に触れない。上から見て、腰のくびれはほとんど見えない |
ラガマフィンは毛がふさふさで、見た目だけでは体型が分かりにくい猫です。毛をかき分けて、脇腹を両手で包むように触り、肋骨に触れるかを確かめます。理想体重を知りたいときは、現在の体重と体型から獣医師に診てもらうことを、同じパンフレットがすすめています。
動物病院に相談する目安
次のようなときは、様子を見すぎずに、動物病院へ連絡してください。当社の数字で、受診の線を引くことはできません。
- 体重が減った、または増えない週が続いている
- ぐったりしている、遊ばない、元気がない
- ごはんを食べない、食べる量が落ちた
- 下痢や嘔吐が続いている
お迎え後に体重のことで迷ったときは、LINEでブリーダーにいつでも相談できます。
成猫の体重が、調べた数字とちがうとき
団体の数字は「最大」の言い方なので、軽いからといって、すぐに異常とは言えません。肋骨に触れて腰にくびれがあり、食欲と元気があって、体重が減っていなければ、その子のペースの範囲のことがあります。最長4年かけて育つ品種なので、2〜3歳なら、まだ途中の可能性もあります。かかりつけの獣医師に、その子の理想体重を聞いておくと、これからの見方がはっきりします。
何歳まで大きくなる?「でかい」と言われる理由

ラガマフィンは、完全に育つまで最長4年かかります。1歳の誕生日を過ぎても、まだ育つ途中です。
当社の体重の記録は、お迎え前の子猫の間のものです。そのため、「何歳で何kg」という数字は、この記事には出していません。
「でかい」と言われる理由
団体は、ラガマフィンを「骨格がしっかりした中〜大型で、ふさふさの被毛」と説明しています。ここから言えるのは、数字以上に大きく見えやすい猫だということです。毛のボリュームは、体重はあまり増やさずに、見た目の大きさを足します。体重が同じでも、毛の短い猫より大きく見えることがあります。
オスとメスの差は、団体の書き方の上限どうしで、約2.3kg(9.1kgと6.8kg)です。
成猫になってからも、体重を量る
体重が動くのは、子猫のときだけではありません。成猫になってからも、週1回程度の習慣にしておくと、増え方の変化に気づきやすくなります。太りやすさと、体型の見方は猫の肥満の記事にまとめています。猫の大きさ全体の話は猫の大きさの記事にあります。
迎える前に決めておくこと|用品の大きさと、体重の見方

用品は、子猫の大きさではなく、育ったあとを見込んで選んでください。最長4年かけて育つので、子猫のちょうどいいサイズで揃えると、いずれ手狭になることがあります。
- トイレ: 体がすっぽり入って、向きを変えられる広さを選びます
- キャリー: 成猫の体が入る大きさを選びます
- キャットタワー: 高さより、安定性と耐荷重を見ます。オスが9kg台まで育つ可能性を見込んで、余裕のあるものが安心です(キャットタワーの選び方)
- ケージ: 成長後も使うか、子猫の間だけかを先に決めます(子猫のケージの記事)
ただし、ラガマフィンのすべてが9kgまで育つわけではありません。大きさは、両親の体格でも変わります。
当社の子猫の体重と、両親の体重
当社では、子猫の体重を基本的に週1回、ごはんの前に量っています。お迎えのときには、その子の体重をお伝えしています。健康診断書にも、体重と体温を記録します。提携の獣医師が、視診・触診・聴診で子猫を診て、獣医師の署名入りで1頭ずつ発行しています。親猫の遺伝子検査も行っています(子猫個体の検査は行っていません)。健康管理の全体は健康管理のページにあります。
いま迎えられるラガマフィンの子猫の体重と、その子の両親の体重は、ラガマフィンの子猫のページで1頭ずつ確かめられます。掲載がない時期もあります。お迎えまでの流れはお迎えの流れにまとめています。見学は事前予約制です。
よくある質問
Q1. ラガマフィンの成猫は何kgですか?
アメリカの猫の団体の書き方では、オスが最大約9.1kg、メスが6.8kg前後がピークです。「最大」「ピーク」の言い方なので、平均ではありません。ネットでは「オス6.5〜9kg・メス4.5〜7kg」とよく見ますが、ページによって下限が違います。大きさは個体差が大きく、両親の体格でも変わります。
Q2. 何歳まで大きくなりますか?
完全に育つまで、最長4年かかります。ネットでは「3〜4年」ともよく書かれています。1歳の誕生日を過ぎても、まだ育つ途中です。当社の記録は子猫の間の体重なので、何歳で何kgという数字は出していません。
Q3. 生後2か月(8週)は何gですか?
当社のラガマフィン60頭の8週は、真ん中が572g、8割の子が418〜710gでした。生後2か月は、暦で数えると8週から9週弱の幅があるので、週数をそろえて比べてください。1kgを超えるのは12週(約3か月)ごろで、真ん中は1,011gです(29頭の参考の数字)。
Q4. 大型猫なのに小さい、大きくならないのは異常ですか?
体重だけでは、異常とは言えません。食欲と元気があり、体重が減っておらず、肋骨に触れて腰にくびれがあれば、その子のペースの範囲のことがあります。減る、増えない週が続く、元気や食欲が落ちたときは、動物病院へ連絡してください。お迎え後は、LINEでブリーダーにいつでも相談できます。
Q5. ラグドールとどちらが大きいですか?
団体の説明では、ラグドールは「大きい品種のひとつ」で、オスが20ポンド(約9.1kg)に達する、超えることも珍しくありません。ラガマフィンは「中〜大型」で、オスは最大20ポンドです。完全に育つのは、どちらも4年ごろです。当社の子猫の記録では、同じ週で並べるとラグドールのほうが重く、8週で約2割の差がありました。
Q6. 体長は何cmですか?
ネットでは「45〜60cm」とよく見ます。体長と書くページと、体高と書くページがあり、測る場所が違うので、比べにくい数字です。当社は子猫の体重は量っていますが、cmは測っていないので、数字は出していません。
まとめ|数字だけでなく、先週と比べて増えているかを見る
ラガマフィンの成猫は、団体の書き方でオスが最大約9.1kg、メスが6.8kg前後まで。育ちきるまで最長4年かかります。当社の子猫は、8週で418〜710g、12週で1kgを超えるあたりでした。ラグドールと同じ週で並べると約2割の差がありますが、同じ品種の中の幅のほうが大きく、体重の数字だけで決める必要はありません。
先週と比べて増えているか、体つき、元気を見てあげてください。迎える子の体重と両親の体重はラガマフィンの子猫のページに、いまの掲載は子猫一覧にあります。
出典
- Flowens Cat の子猫の体重の記録(育成管理表の体重の欄。ラガマフィン73頭、2026年10月3日に集計)。測った日は記録しておらず、生まれた日と1週ごとの列に残る体重を集計した。記録の欠けた子と打ち間違いは除外した。百分位は線形補間(Excel の PERCENTILE.INC と同じ方法)。ラグドール・ノルウェージャン・マンチカンも同じ記録(子猫の体重の記事)
- The Cat Fanciers' Association「RagaMuffin」 https://cfa.org/breed/ragamuffin/ (2026年10月5日に原文を確認。「A mature male's weight may reach up to 20 pounds, with females peak at closer to 15 pounds」「slow-maturing breed that can take up to four years to reach full growth」「a medium to large cat with substantial bone structures and a full, silky coat」を引用。kgは私たちが換算)
- The Cat Fanciers' Association「Ragdoll」 https://cfa.org/breed/ragdoll/ (2026年10月5日に原文を確認。「it is not unusual for a mature male's weight to reach or exceed 20 pounds, females are usually smaller」「one of the larger breeds of cat」「full size and weight at four」を引用)
- 環境省パンフレット「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」4. 体調管理について(PDF・13〜14ページ) https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808/pdf/6.pdf (2026年10月5日に確認。体重は週1回程度の測定がおすすめであること、猫の体型の5段階の説明、理想体重は獣医師に診てもらうことを引用)
- ネットの記事の数字(2026年10月5日に開いて確認。いずれも数字の出どころの記載は確認できなかった):
※ 記事内の画像はイメージです。実際にお迎えいただける子猫の写真は子猫一覧でご覧いただけます。










