茶白(チャシロ)の性格まとめ:茶白は茶トラの縞模様に白斑が加わった柄で、性格の土台は茶トラ譲りの人懐っこさ・物怖じしなさが出やすい傾向があります。白斑を作るKIT遺伝子(常染色体)とオレンジを作るO遺伝子(X染色体)は別々の染色体にあり独立して遺伝するため、理論上は白が加わってもオス比率は茶トラと同じ約8割程度と考えられます。ただし茶白そのものを直接測定した研究は見当たらず、「茶トラより活発」「でかい」という噂も裏付けは確認できませんでした。柄と性格の関連はあくまで傾向であり、個体差が大きい点は必ずお伝えしておきます。「うちの子は茶白なんですが、茶トラと同じように育てていいんでしょうか」「茶白はオスが多いって本当ですか」——Flowens Catにはこうしたご質問がよく届きます。
ネット上の茶白(チャシロ)解説記事の多くは、「温厚」「甘えん坊」「活発」といった性格の形容詞を並べるだけで終わっています。オスが多いと言われる理由を遺伝子レベルで説明したサイトはほとんどなく、「茶白は茶トラより活発」という主張に至っては、出典を示している記事が見当たりませんでした。当キャッテリーは関東・中部の全国8拠点で常時140頭前後(2026年8月時点)の子猫をご案内しており、茶トラ系の柄とバイカラー系の柄の両方を日常的に繁殖しています。この記事は当キャッテリーの茶トラの性格(オス比率・甘えん坊の理由)とぶち猫の種類(白斑の仕組み)を橋渡しする位置づけで、茶白固有の「性格」に焦点を絞って正直に整理します。
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茶白(チャシロ)とは?——茶トラ×白斑の掛け算構造
結論:茶白は、茶トラの縞模様(オレンジのマッカレルタビー)に白斑(バイカラー)が加わった柄です。「茶トラ+白」という掛け算で理解するのが最も正確で、雑種にも純血種にも現れます。
縞模様を作る遺伝子と、白斑を作る遺伝子はそれぞれ別の仕組みで働いており、両方の特徴がたまたま同じ個体に重なっているのが茶白です。白の入り方は、足先だけの「ミテッド」から顔の下半分まで白い「バイカラー」、体の大部分が白い「ハーレクイン」「ヴァン」まで段階があり、この6色×4段階の分類の詳しい仕組みは当キャッテリーのぶち猫の種類で整理しています。この記事では分類を再掲せず、「性格」に完全に絞って掘り下げます。
なお柄の全体像を先に知りたい方は猫の柄・模様一覧、タビー系だけを比較したい方はトラ猫の種類もあわせてご覧ください。

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茶白の性格傾向【早見表】
結論:茶白単独を対象にした性格調査は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。以下は、茶トラ(タビー系)の傾向と白斑(バイカラー系)の傾向を組み合わせた「現時点で言える範囲」の整理です。
| 特徴 | 傾向 | 根拠の強さ |
|---|---|---|
| 警戒心 | 弱め・物怖じしにくい | 中(茶トラ由来の傾向を踏襲) |
| 甘えん坊度 | 高め、個体差大 | 中(茶トラ由来。白の量との相関は未検証) |
| 人懐こさ | 初対面でも近づきやすい | 中(茶トラ由来の性質を引き継ぐ個体が多い) |
| 食欲の旺盛さ | 旺盛 | 中(茶トラ由来。肥満管理が課題) |
| 活発さ | 個体差が大きい | 弱(「茶トラより活発」説は出典未確認) |
| 多頭飼い適性 | やや低め | 弱(白斑系グループの報告傾向。後述) |
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白斑が加わっても、茶白のオス比率は茶トラと同じ約8割のまま?——遺伝学的に検証する
結論:白斑を作るKIT遺伝子とオレンジを作るO遺伝子は別々の染色体にあるため、理論上は白が加わっても茶白のオス比率は茶トラと同じく約8割程度になると考えられます。ただし茶白そのものの比率を直接測定した研究は、今回確認できませんでした。
「茶トラはオスが多い(7〜8割)」という数字は、多くのサイトが出典を示さずに書いています。2025年5月、この仕組みが分子レベルで解明されました。九州大学とスタンフォード大学の研究チームがそれぞれ独立して、X染色体上のARHGAP36遺伝子の欠失がオレンジ色を生む原因であることを特定したのです(*Current Biology*, 202500459-3)、九州大学 研究成果)。
一方、白斑については2006年にCooperらが、白斑の位置が猫の第B1染色体(常染色体)上のKIT遺伝子付近にあることを特定しています(*Animal Genetics*, 2006)。2014年にはDavidらが、KIT遺伝子内へのレトロウイルス挿入の長さの違いによって白斑の広がり方が変わることも解明しました(*G3: Genes, Genomes, Genetics*, 2014)。
| 染色体の種類 | 茶白への影響 | |
|---|---|---|
| オレンジ(O遺伝子/ARHGAP36) | X染色体(性染色体) | オスはX1本、メスはXX両方にO遺伝子が必要なため性別比率が偏る |
| 白斑(KIT遺伝子) | 第B1染色体(常染色体) | 性別に関係なく現れる。オス・メスどちらにも同じ確率で入る |
ただし、正直にお伝えしなければならない点があります。「茶白そのものの性別比率を直接測定した研究」は、今回の調査では見つかりませんでした。 上記の結論は、あくまで2つの遺伝子が独立の染色体上にあるという一次論文の知見から論理的に導いた推定であり、茶白という組み合わせそのものを対象にした統計データではありません。この違いを曖昧にせずお伝えするのが、当キャッテリーの誠実さだと考えています。

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茶白は「研究データの狭間」にある柄——1,274匹調査の枠組みで見る
結論:2016年に発表された飼い猫1,274匹対象の研究では、オレンジのオス(茶トラ)は攻撃性が低いグループに、黒白・グレー白などのバイカラー系は攻撃的行動を報告されやすいグループに、それぞれ分類されています。茶白はこの両方の性質を併せ持つ複合柄であり、どちらのグループにも単純には当てはまりません。
2016年、UC Davis(カリフォルニア大学デービス校)のStelow・Bain・Hartらは、飼い猫1,274匹の飼い主にアンケート調査を行い、毛色と攻撃的行動の関係を分析しました(Journal of Applied Animal Welfare Science)。
- 攻撃性が低いと報告されたグループ:オレンジのオス(茶トラを含む)、黒などの単色系
- 攻撃的行動を報告されやすいグループ:三毛・サビ系のメス、黒白・グレー×白のバイカラー系
茶トラはこの研究で前者、いわば「穏やかグループ」に分類されており、当キャッテリーの茶トラの性格でも詳しく解説しています。一方、白黒のバイカラーは後者の「報告が多いグループ」に分類されます。
では、オレンジ(茶トラ由来)とバイカラー(白斑由来)の両方の性質を持つ茶白は、どちらに分類されるのでしょうか。正直にお答えすると、この研究はオレンジ単色・バイカラー単色を前提にした分類であり、「オレンジ+バイカラー」という複合柄を独立したカテゴリーとして調査した研究は、今回確認できませんでした。 茶白は、いわば研究データの狭間に置かれた柄です。
なお、この調査自体が飼い主の自己申告アンケートであり、警戒心からくる防衛的な行動を「攻撃的」と誤認している可能性がある点は、当キャッテリーの姉妹記事キジシロの性格でも共通してお伝えしている注意点です。茶白についても、数字を鵜呑みにせず参考情報として受け止めていただくのがよいと考えています。

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「茶白は茶トラより活発」は本当か——出典なき俗説を検証する
結論:「茶白は茶トラより活発でおてんば」という説をネット上で見かけますが、これを裏付ける学術的な根拠は、今回の調査では確認できませんでした。
一部のサイトでは、茶トラは穏やか、茶白は活発でやんちゃという性格差を紹介しています。しかし、その根拠となる調査・出典は示されていません。当キャッテリーの茶トラの性格で解説している通り、茶トラは「食欲旺盛」「初回ハンドリングへの慣れが早い」「去勢後も陽気さが持続する」といった傾向がありますが、これらは白斑の有無とは無関係に観察されてきたものです。
当キャッテリーがこれまで見てきた茶白の個体でも、白の面積の大小によって活発さに一貫した違いを感じたことはありません。白の少ない子も多い子も、茶トラ譲りの物怖じしない気質をそのまま引き継いでいる個体が多い印象で、活発さの強弱はむしろ親猫の気質や生後の社会化の質による部分が大きいと感じています。「柄が変われば活発さも変わる」と断定するには、根拠が不足していると考えています。
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「茶白 猫 でかい」という噂の真相
結論:「茶白は体が大きい」という噂もよく見かけますが、これを裏付ける体格データは今回の調査では見つかりませんでした。
競合サイトの中には「茶白 猫 でかい」という検索語に触れているものが一部ありますが、体重や体長の統計データを示している記事はありませんでした。当キャッテリーの推測としては、茶白は理論上オスの比率が高い柄であり、猫は一般的にオスの方がメスより体格が大きくなりやすいという性差の影響が、体感的な「大きい」イメージにつながっている可能性があります。またSNS上で「まるどら」と呼ばれる大型の茶トラ系の猫の画像が話題になったことも、このイメージの土壌になっているのではないかと考えられます。
ただし、これらはいずれも当キャッテリーの推測であり、茶白そのものが他の柄より大きく育つことを示す学術的な根拠ではありません。無理に数字を作らず、「出典は確認できていない」と正直にお伝えするのが誠実な姿勢だと考えています。
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オスとメスで性格に違いはある?
結論:白斑を作るKIT遺伝子は常染色体上にあるため、白の入り方そのものにオス・メスの差はありません。一方、オレンジの発現に由来する性別比率の偏りは、茶トラと同じ理屈で茶白にも当てはまると考えられます。
オスの特徴
茶白のオスは、理論上は茶トラと同じく約8割程度を占めると考えられます。当キャッテリーで観察してきた限り、茶トラ由来の陽気さ・物怖じしなさは白斑の有無にかかわらず引き継がれる個体が多く、去勢後も甘えん坊な性格が持続する傾向があります。食欲の旺盛さも茶トラ譲りで、ケージを開けると真っ先に出てくるのは茶白・茶トラ系の個体という光景は当キャッテリーでも日常的です。
メスの特徴と希少性
茶白のメスは、茶トラのメスと同じ理屈で少数派になると考えられます。ただし、これは「茶白そのものの比率を測定した研究」ではなく、独立遺伝の法則から導いた推定である点は前述の通りです。性格面では、オスと比べてやや落ち着いた甘えん坊の個体が多いという印象を、茶トラの観察から当キャッテリーは持っています。白の入り方(面積・位置)はオス・メスどちらにもランダムに現れるため、「メスは白が少ない」といった性別による白の偏りは想定されません。
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茶白は日本で何位・何匹?——猫の国勢調査2019で検証する
結論:茶白(チャシロ)単独の人気順位・頭数を示す公的データは、今回確認できませんでした。
アイリスペットどっとコムが実施した「猫の国勢調査2019」(同社サイト会員が飼育する猫1,702匹対象)によると、柄の人気順位は次の通りでした(Cat Press経由で確認)。
| 順位 | 柄 | 頭数 |
|---|---|---|
| 1位 | キジトラ | 197匹 |
| 2位 | 黒白 | 187匹 |
| 3位 | 茶トラ | 176匹 |
| 4位 | 黒 | 164匹 |
| 6位 | 三毛 | 117匹 |
権威性の高いサイトでも状況は同じです。専門家監修つきのねこのきもちWEB MAGAZINE「茶×白の猫ってどんな猫?」(監修:佐藤貴紀氏、2019年12月掲載)を実際に確認したところ、性格や特徴の解説はあるものの、茶白単独の匹数・順位データは掲載されていませんでした。専門家監修のサイトにもデータがないという事実そのものが、「茶白単独の実数はまだ誰も示せていない」ことの裏付けになると当キャッテリーは考えています。根拠のない順位を断定するより、「データは確認できていない」と正直にお伝えするほうが誠実だと考えています。
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純血種で茶白に出会える品種
結論:当キャッテリーが取り扱う9品種のうち、タビー柄とバイカラー柄の両方が品種標準にあるのは、アメリカンショートヘア・ノルウェージャンフォレストキャット・マンチカン・ブリティッシュショートヘアの4品種です。
| 品種 | 性格の傾向 |
|---|---|
| アメリカンショートヘア | 活発・社交的・初心者向き |
| ノルウェージャンフォレストキャット | 長毛・大型・おっとりした性格 |
| マンチカン | 短足・活発・人懐こい |
| ブリティッシュショートヘア | 落ち着いた性格・ずんぐり体型 |
値段は「柄」ではなく品種・月齢・個体差で決まる
茶白という柄そのものに決まった相場はなく、値段を左右するのは柄ではなく品種・月齢・個体差です。「珍しい柄だから高い」という単純な話ではありません。Flowens Catでは掲載価格に1回目のワクチン接種費用が含まれており、価格以外の必須費用は発生しません(2回目のワクチンを接種済みの子のみ+3,000円)。60日間の生体保証も含まれています。現在ご案内できる子猫は子猫一覧からご確認いただけます。

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Flowens Catのブリーダー観察——茶トラの食欲×バイカラーの白の入り方
結論:茶白の個体を見てきた実感として、茶トラ由来の食欲・慣れの早さと、バイカラー由来の「白の入り方は兄弟間でも毎回違う」という2つの特性がそのまま重なって表れます。
当キャッテリーの茶トラの性格で解説している通り、茶トラ系の子猫は初回ハンドリングへの慣れが早く、生後3週目の触れ合いで固まらず手のひらに乗ってくる個体が目立ちます。茶白の個体でもこの傾向は白の面積にかかわらず引き継がれることが多く、恐怖より好奇心が先に立つ気質は柄が加わっても変わらない印象です。
一方、白の入り方については、当キャッテリーのぶち猫の種類で解説しているバイカラー柄全般の傾向がそのまま茶白にも当てはまります。同じ両親から生まれた兄弟猫でも、白の面積・位置がまったく同じだったことは一度もありません。足先だけ白い子もいれば、顔の半分近くまで白が広がる子もいます。遺伝子の仕組み上、これは想定の範囲内の個体差です。
なお、当キャッテリーでは親猫に多発性嚢胞腎・肥大型心筋症2種・ピルビン酸キナーゼ欠損症という全品種共通の遺伝子検査(品種によっては追加検査あり)と、獣医師による視診・触診・聴診を伴う署名入りの健康診断書の発行を行っています。ただし、柄や毛色そのもの(白斑の広がり方など)を判定する遺伝子検査は実施していません。「将来どのくらい白が広がりますか」という毛色予測のご質問には、現状お応えできない点を正直にお伝えします。詳しい検査体制は健康管理ページでご確認いただけます。

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よくある質問
Q. 茶白はキジシロ・サバ白と何が違いますか?
ベースとなる縞模様の色が違います。茶白はオレンジ系のマッカレル縞に白斑が重なった柄、キジシロは茶〜黒褐色系、サバ白は銀〜灰色系の縞模様に白斑が重なった柄です。白斑を作る遺伝子の仕組み自体はどれも共通しています。柄の全体的な分類はぶち猫の種類、キジシロの詳しい解説はキジシロの性格をご覧ください。
Q. 茶白はオスが多いって本当ですか?
理論上はその可能性が高いです。オレンジを作るO遺伝子(X染色体)と白斑を作るKIT遺伝子(常染色体)は別々の染色体にあり独立して遺伝するため、白が加わっても茶トラと同じく約8割程度がオスになると考えられます。ただし茶白そのものの比率を直接測定した研究は今回確認できておらず、あくまで遺伝の仕組みからの推定です。
Q. 茶白は茶トラより活発と言われますが本当ですか?
裏付ける学術的な根拠は確認できませんでした。一部のサイトでこの性格差が紹介されていますが出典が示されておらず、当キャッテリーの観察でも白の面積による活発さの一貫した違いは感じられません。活発さは柄よりも個体差・親猫の気質による影響のほうが大きいというのが実感です。
Q. 茶白は珍しい柄ですか?日本で何番目に多いですか?
茶白単独の順位を示す公的データは確認できていません。近い数字として、猫の国勢調査2019(会員猫1,702匹対象)では茶トラが3位(176匹)、黒白が2位(187匹)という結果が出ていますが、この調査は「茶トラ」と「黒白」を別項目として集計しており、両方の性質を持つ茶白を単独で集計したものではありません。専門家監修のねこのきもちWEB MAGAZINEにも茶白単独の匹数データは掲載されていませんでした。
Q. 純血種で茶白の子猫は迎えられますか?値段はどれくらいですか?
はい。当キャッテリーが取り扱う9品種のうち、アメリカンショートヘア・ノルウェージャンフォレストキャット・マンチカン・ブリティッシュショートヘアの4品種は、タビー柄とバイカラー柄の両方が品種標準に含まれています。値段は柄ではなく品種・月齢・個体差で決まり、「珍しいから高い」という単純な相場はありません。現在ご案内できる子猫は子猫一覧、お迎えまでの流れはお迎えの流れでご確認いただけます。
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まとめ——茶白は「茶トラ×白斑」、柄そのものが性格を決めるわけではない
茶白についてお伝えしてきたことを整理します。
- 定義:茶トラの縞模様に白斑が加わった柄。「茶トラ+白」という掛け算構造
- オス比率:白斑を作るKIT遺伝子(常染色体)とオレンジを作るO遺伝子(X染色体)は独立して遺伝するため、理論上は茶トラと同じ約8割程度がオスになると考えられる。ただし茶白そのものを直接測定した研究はない
- 性格データの位置づけ:1,274匹調査の枠組みでは、低攻撃性のオレンジ系にも、報告数が多いバイカラー系にも単純には当てはまらない「研究データの狭間」にある柄
- 「茶トラより活発」説・「でかい」説:いずれも裏付ける学術的根拠は確認できず
- 人気:茶白単独の順位データはないが、近い数字として茶トラは3位・黒白は2位(猫の国勢調査2019)
- 出会える品種:当キャッテリーではアメリカンショートヘア・ノルウェージャンフォレストキャット・マンチカン・ブリティッシュショートヘアの4品種でタビー柄とバイカラー柄の両方が品種標準にある
柄そのものが性格を決めるという根拠は、茶白についても薄いというのが正直な結論です。柄と性格の関連はあくまで傾向であり、個体差が大きいことを前提にお考えください。大切なのは柄よりも、親猫の気質と幼少期の社会化です。当キャッテリーは関東・中部8拠点で常時140頭前後の子猫をご案内しており、遺伝子検査・健康診断・60日生体保証をすべて実施済みです。茶白を含む茶トラ×バイカラー柄の子猫との出会いをお探しの方は、ぜひ子猫一覧をご覧ください。
柄シリーズの関連記事もあわせてご覧ください。
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出典
- Eizirik E, David VA, et al. (2025). Identification of the feline X-linked orange locus. *Current Biology*. https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(25)00459-3
- 九州大学 研究成果 2025年5月16日「オレンジ色を決める遺伝子の正体を解明」. https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1261/
- Cooper, M. P., et al. (2006). White spotting in the domestic cat (Felis catus) maps near KIT on feline chromosome B1. *Animal Genetics, 37*(2), 163-165. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16573531/
- David, V. A., Menotti-Raymond, M., et al. (2014). Endogenous Retrovirus Insertion in the KIT Oncogene Determines White and White spotting in Domestic Cats. *G3: Genes, Genomes, Genetics, 4*(10), 1881-1891. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4199695/
- Stelow, E. A., Bain, M. J., & Hart, B. L. (2016). The Relationship Between Coat Color and Aggressive Behaviors in the Domestic Cat. *Journal of Applied Animal Welfare Science, 19*(3), 223-240. https://escholarship.org/uc/item/4hf2b2st
- アイリスペットどっとコム「猫の国勢調査2019」(Cat Press経由で確認). https://cat-press.com/survey/cat-census-2019
- ねこのきもちWEB MAGAZINE「茶×白の猫ってどんな猫?」(監修:佐藤貴紀氏、2019年12月掲載). https://cat.benesse.ne.jp/catlist/bicolor/content/?id=41378
参考文献・出典7件
- www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(25)00459-3
- www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1261/
- pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16573531/
- pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4199695/
- escholarship.org/uc/item/4hf2b2st
- cat-press.com/survey/cat-census-2019
- cat.benesse.ne.jp/catlist/bicolor/content/



