FLOWENS CAT
初心者向け2026-04-24 | 更新 2026-10-22

生後1ヶ月の子猫の育て方|体重・離乳食・お迎え時期【2026】

生後1ヶ月(4週)の子猫の体重は、当社の記録で中央値が約370g、8割の子が約280〜470g。離乳食の始めどき、排泄補助、温度管理と、この時期にお迎えできない理由を動物愛護法と照らして解説します。

生後1ヶ月の子猫の育て方|体重・離乳食・お迎え時期【2026】

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目次ひらく(全11章)
  1. 01生後1ヶ月の子猫の体重は何g?中央値は約370gが目安
  2. 02生後1ヶ月でできるようになること - 目が開き、歩き、声が変わる
  3. 03離乳食はいつから?ミルクから離乳食への切り替えタイミングと進め方
  4. 04乳歯が生え始めたら何が変わる?
  5. 05排泄補助はいつまで必要?生後5週前後が自立の目安
  6. 06温度管理が命を左右する - 生後1ヶ月の適切な保温方法
  7. 07社会化期は生後2〜7週齢 - 今の経験が一生の性格を決める
  8. 08生後1ヶ月でお迎えできない理由 - 動物愛護法と科学的根拠
  9. 09Flowens Cat での生後1ヶ月前後の子猫管理について
  10. 10よくある質問
  11. 11まとめ

この記事の要点:生後1ヶ月(4週)の子猫は、当社の記録で体重の中央値が372g(8割の子が277〜472g)、離乳食への移行期で、体温調節・排泄ともに自立できていません。動物愛護法により生後56日未満の譲渡は禁止で、母猫と過ごすことが健全発育の土台です。

生後1ヶ月の子猫の体重は何g?中央値は約370gが目安

タオルを敷いたスケールにちょこんと乗るキジトラの子猫と、支えに添えられた手

生後1ヶ月(4週齢・生後28日)の子猫の体重は、当社の記録で、中央値が372g、8割の子が277〜472gに入ります(取扱9品種を合わせた数字)。品種ごとの中央値は約350〜410gです。生まれた日の中央値は100gなので、4週で約3.7倍に成長していますが、まだ手のひらにすっぽり収まる大きさです。

「1ヶ月」を4週と読むか5週と読むかで、数字は約60g変わります。5週(生後35日)の中央値は433g(8割の子が320〜550g)です。数字は、当社の子猫の体重の記録(取扱9品種・4,240頭分)から出しました。中央値は、軽い順に並べたときちょうど真ん中の子の体重で、平均ではありません。

以下は週齢別の発達早見表です。

週齢当社の記録(中央値と、8割の子が入る範囲)食事主な発達のポイント
4週(約1ヶ月)372g(277〜472g)ミルク+離乳食開始乳歯が生え始め、歩き始める。排泄補助が必要
5週433g(320〜550g)離乳食メイン、ミルク補助走る・跳ぶができ始める。自分でトイレを使い始める
6週498g(369〜632g)離乳食中心社会化期の本格化。好奇心旺盛になる
7週570g(411〜730g)離乳食→ふやかしドライへ兄弟猫とのじゃれ合いで力加減を学ぶ
(かっこ内は、軽いほうから10%目の子と、90%目の子の体重。各週の頭数は3,755〜3,868頭。合算はマンチカンとミヌエットが約64%を占めるので、「猫の平均」ではなく、当社の子猫全体の数字として読んでください。「約350〜410g」は、品種ごとの4週の中央値の最小(アメリカンショートヘア351g)と最大(ラグドール407g)を10g単位に丸めたもの、見出しの「約370g」は372gを10g単位に丸めたものです)

この時期の1週間の増加量は、中央値で4→5週が61g、5→6週が65g、6→7週が77gです。ただし子による幅が大きく、下位25%の境目は36〜39g、下位1割の境目は−3〜16gでした(同じ子の連続する2つの週を比べた数字で、各区間3,538〜3,648頭)。増加が小さい週や、わずかに減る週があること自体は珍しくありません。測った日のずれや、ごはん・トイレのタイミングによる揺れも含まれます。

体重が減っている、増えない週が続いている、元気や食欲が落ちているときは、早めに動物病院へ相談しましょう。数字の大小より、先週と比べて増えているかを見ます。この数字は当社の子猫の幅であって、診断の基準ではありません。品種別・オスメス別の早見表は子猫の体重の目安にまとめています。


生後1ヶ月でできるようになること - 目が開き、歩き、声が変わる

クリーム色の毛布の上をよちよちと歩き出したキジトラの子猫

生後1ヶ月は「何もできない新生児」から「活発な子猫」へ急変身する時期です。当キャッテリーでもこの週齢は1週ごとに別の子猫かと思うほど変化が大きく、毎日の成長記録が欠かせません。

  • 目・耳が開く — 生後2週で目が、生後3週で耳が開きます。1ヶ月時点では視力・聴力ともにまだ不完全ですが日々向上します
  • よちよち歩きから走りへ — 4週齢時点では足元がおぼつかない状態ですが、5週以降は小走りができるようになります
  • 乳歯が生え始める — 生後3〜4週齢から切歯(前歯)が生え始めます。この刺激が離乳食スタートのサインです
  • 声の変化 — 細く高いミャーミャーから、少し力強い鳴き声へと変わり始めます
  • 社会化の芽生え — 兄弟猫同士でじゃれ合い、人の手の匂いや声に興味を示し始めます


離乳食はいつから?ミルクから離乳食への切り替えタイミングと進め方

小皿のペースト状の離乳食を、スプーンを添えられながらなめるキジトラの子猫

生後3〜4週齢(1ヶ月前後)が離乳食スタートの目安です。乳歯が生え始め、母猫が授乳回数を自然に減らし始めたら切り替えのサインと見てください。

離乳食の進め方

  1. 生後3〜4週 — 子猫用キトンフードをお湯でふやかし、スプーン1杯程度のペースト状から開始。ミルクは引き続き補助的に与える
  2. 生後5〜6週 — ペーストから「粗めのすりつぶし状」へ。1日4〜5回に分けて与える
  3. 生後7〜8週 — ウェットフード中心。ドライフードを少量ずつ混ぜ始める

急な変更は消化トラブルにつながります。離乳食の作り方と食べない時の対処は子猫の離乳食ガイドに詳しくまとめています。また、この時期のミルクの与え方については子猫のミルク完全ガイドもあわせてご覧ください。


乳歯が生え始めたら何が変わる?

乳歯は生後3〜4週齢から生え始め、6〜7週齢までに前歯・犬歯・臼歯がほぼ揃います。この乳歯の萌出が、離乳食スタートの最もわかりやすいサインです。

乳歯が生えることで起こる変化:

  • 離乳食(固形物)を食べられるようになる
  • 何でも噛みたがるようになる(これは正常な発達行動)
  • 母猫に授乳を嫌がられ始め、自然な離乳が進む

永久歯への生え替わりは生後4〜6ヶ月ごろです。乳歯期のうちは噛んでもよいおもちゃを与えて、噛む欲求を適切に満たしてあげましょう。詳しくは子猫の歯の生え変わり・ケアガイドを参考にしてください。


排泄補助はいつまで必要?生後5週前後が自立の目安

生後4週(1ヶ月)ごろまでは、母猫が肛門・陰部を舐めて排泄を促します。人工哺育の場合は人間が代わりに刺激してあげる必要があります。

母猫がいない環境での排泄補助の方法:

  1. 授乳後、ぬるま湯で湿らせたコットンやガーゼで肛門・尿道口周辺をやさしく円を描くように刺激する
  2. 排泄したらすぐに清潔にする(皮膚炎防止)
  3. 1日5〜8回の授乳のたびに行う

生後5週前後から自力での排泄が始まります。この時期に合わせてトイレトレーを低いものに換え、砂の感触に慣れさせましょう。猫用トイレのしつけ方は猫のトイレしつけを参考にしてください。


温度管理が命を左右する - 生後1ヶ月の適切な保温方法

ペット用ヒーターの上で眠る子猫と、成長につれ適温が下がっていく様子を描いたイラスト

生後1ヶ月の子猫は体温調節機能が未発達で、低体温症になるリスクが高い時期です。体温調節が自立するのは生後6〜8週齢ごろで、それまでは環境温度の管理が最重要です(日本獣医師会の飼育指針参照)。

週齢推奨環境温度
0〜2週30〜33℃(ホットカーペット・電気毛布などで保温)
2〜4週(約1ヶ月)27〜30℃
4〜6週24〜27℃
6週以降22〜24℃(成猫と同程度)
保温のポイント:
  • ペット用ホットカーペットや湯たんぽをタオルで包んで使用
  • 熱くなりすぎないよう「暖かい場所」と「涼しい場所」の両方を確保する(逃げ場を作る)
  • 直接冷気が当たる場所・エアコンの風が直撃する場所は避ける


社会化期は生後2〜7週齢 - 今の経験が一生の性格を決める

生後2〜7週齢は「社会化期」と呼ばれ、猫の性格形成において最も重要な時期です。この期間に経験したことは、成猫になってからも記憶として残ります。

生後1ヶ月前後から始めるとよいこと:

  • 人の手に慣れさせる — やさしく抱っこされる経験を毎日少しずつ積む
  • 様々な音に慣れさせる — 日常の生活音(掃除機・テレビ・外の音)を恐れずに過ごせる環境を作る
  • ブラッシングへの慣らし — 柔らかいブラシで軽くなでるだけでOK。「触られること」に慣れさせる

Flowens Cat では、子猫が生まれたときから、毎日のお世話の中で子猫に触れています。お迎えのあとも、少しずつ触れ合いを続けてあげてください。


生後1ヶ月でお迎えできない理由 - 動物愛護法と科学的根拠

白い毛布の上で3匹の子猫を寄り添わせ、静かに見守る母猫

動物愛護管理法(2021年6月施行改正)により、ブリーダーやペットショップなどでは、犬・猫が生まれてから56日(8週)を経過するまで、販売や販売のための展示が禁止されています(環境省「STOP!生後56日までの犬猫販売!」)。生後1ヶ月(約30日)はこの規制の対象であり、この時期にお迎えすることは法律違反です。

規制の背景には明確な科学的根拠があります:

  • 生後56日未満に母猫・兄弟から引き離すと、社会化が不完全になり攻撃性・恐怖心が強くなりやすい
  • 母猫の免疫(移行抗体)がまだ必要な時期で、感染症リスクが高まる
  • 兄弟猫とのじゃれ合いを通じて「力加減」を学ぶ機会が失われる

生後1ヶ月の子猫には、まだ母猫と兄弟猫と過ごす時間が必要です。「早く迎えたい」という気持ちは理解できますが、この期間を十分に過ごした子猫の方が、長い目で見て健康で穏やかに育ちます。


Flowens Cat での生後1ヶ月前後の子猫管理について

Flowens Cat では、生後1ヶ月前後の子猫について以下の管理を行っています。

  • 体重の計測 — 基本的に週1回、ごはんの前に測り、成長が順調かを数値で確認
  • 母猫との同居維持 — お渡しまで可能な限り母猫・兄弟と過ごせる環境を整備
  • 離乳食への移行管理 — 4週齢からペースト状の離乳食を開始し、週ごとにテクスチャーを変えながら段階的に移行
  • 排泄・清潔管理 — 1日複数回のトイレ状態確認と、必要に応じた補助
  • 人との触れ合い — 生まれたときから、毎日のお世話の中で子猫に触れる

Flowens Cat では生後57日以上が確認できた子猫のみをお渡ししています。さらに、獣医師の健康診断・ワクチン1回目の接種・マイクロチップ装着を完了した状態でお渡しするため、初めての方も安心してお迎えいただけます。

現在お迎え可能な子猫は子猫一覧からご確認いただけます。お迎えまでの流れはお迎えの流れをご覧ください。生後2ヶ月以降の成長については子猫 生後2ヶ月の育て方もあわせてご参考ください。


よくある質問

Q. 生後1ヶ月の子猫の体重が300g以下です。問題ありますか?

当社の記録では、4週(生後28日)で300gに届かない子は、取扱9品種を合わせて1割以上、2割5分未満いました(軽いほうから10%目の子が277g、25%目の子が322g。4週は3,868頭分)。300gに届かないこと自体は珍しくなく、それだけで成長が遅れているとは言えません。体重が減っている、増えない週が続いている、元気や食欲が落ちているときは、動物病院に相談してください。授乳回数・離乳食の食いつき・ウンチの状態も合わせて確認すると、診てもらうときの参考になります。品種ごとの幅は子猫の体重の目安にまとめています。

Q. 生後1ヶ月の子猫を保護しました。どうすればいい?

まず体温を確保し(タオルで包んで保温)、子猫専用の人工乳(ペットショップで購入可能)を2〜3時間おきに哺乳瓶で与えてください。牛乳は厳禁です。翌日以降に獣医師へ連れて行き、健康状態と週齢を確認してもらうことを強くおすすめします。ミルクの与え方は子猫のミルク完全ガイドを参考にしてください。

Q. 離乳食はいつから始めていいですか?

生後3〜4週齢(1ヶ月前後)が目安です。乳歯が生え始め、母猫の授乳回数が減り始めたらスタートのサインです。最初はキトンフードをお湯でペースト状にしたものをスプーン1杯程度から試しましょう。詳しくは子猫の離乳食ガイドをご覧ください。

Q. 生後1ヶ月の子猫を購入・譲渡してもらうことはできますか?

法律上できません。動物愛護管理法により、生後56日未満の猫の販売・譲渡は禁止されています。法令を遵守している販売店からお迎えいただくことを強くおすすめします。安心してお迎えいただける子猫の情報は子猫一覧でご確認ください。

Q. 生後1ヶ月の子猫に触ってもいいですか?

やさしく触れること自体は社会化に有効ですが、過度な抱っこや長時間の接触はストレスになります。1回あたり5〜10分程度を目安にし、子猫が嫌がる素振り(もがく・鳴く)をしたらすぐに戻してあげましょう。


まとめ

生後1ヶ月の子猫は、ミルク一本から離乳食へ切り替わり、排泄補助も必要で、体温管理も欠かせない、手のかかる成長の節目にいます。この時期を母猫・兄弟猫と安心して過ごすことが、健康で人懐っこい性格の基盤になります。

「早く迎えたい」と思うのは自然なことですが、法律と子猫の健全な発育のために、生後57日以降のお迎えをお選びください。 Flowens Cat では準備が整った子猫のみをご案内しています。お迎えの流れを確認のうえ、お気軽にご相談ください。

※ 記事内の画像はイメージです。実際にお迎えいただける子猫の写真は子猫一覧でご覧いただけます。

出典・参考文献

2件
#子猫 生後1ヶ月#子猫 1ヶ月 体重#子猫 離乳食 時期#動物愛護法

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