*監修:Flowens Cat ブリーダー(動物取扱業登録取得・関東5・中部3の全国8拠点、繁殖歴10年以上)/ 2026年5月更新*
子猫のご飯の量の目安(ドライフード換算):2ヶ月(お迎え直後)20〜30g・3ヶ月35〜50g・6ヶ月70〜95g・9〜12ヶ月80〜105g、いずれも1日の合計量。ミルク期は体重(g)×0.20〜0.26mlが1日総量の基準。ドライ定着後は「RER×DER係数÷フードkcal/100g×100」で正確なグラム数を算出し、週1回の体重計測で微調整するのが最も確実です。---
子猫の食事ジャーニー全体図|ミルクからドライまで何が変わるか
子猫のご飯の量を調べるとき、多くのサイトが「ドライフードの場合○○g」から始まりますが、生後1〜2ヶ月の子猫はまだドライフードを食べていません。まず、食事ジャーニー全体を俯瞰してから、各フェーズの量・回数に入ります。
| フェーズ | 月齢の目安 | 食事内容 | この記事での扱い |
|---|---|---|---|
| ミルク期 | 誕生〜生後3〜4週 | 母乳または子猫用ミルクのみ | 本記事で概要→詳細は子猫のミルク量・回数・与え方 |
| 離乳食期 | 生後3〜8週 | ミルク+ペースト状ウェット | 本記事で概要→詳細は子猫のドライフードはいつから |
| ドライ移行期 | 生後2〜3ヶ月 | ふやかしドライ〜そのままドライへ | 本記事で概要→詳細は子猫のドライフードはいつから |
| キトンドライ定着期 | 生後3〜12ヶ月 | キトン用ドライフード中心 | 本記事でメイン解説 |
| 成猫食移行期 | 生後12ヶ月〜 | 成猫フードへ切り替え(大型種は1.5〜2歳) | 本記事末尾で解説 |
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ミルク期(誕生〜生後3〜4週)の量と回数の目安
誕生直後から生後3〜4週齢まで、子猫はミルクのみで育ちます。母猫がいれば母乳が最善ですが、母猫不在・母乳不足・衰弱した子猫は子猫専用の人工乳(粉ミルク)での人工哺育が必要です。
ミルクの1日総量の目安
体重(g) × 0.20〜0.26(ml)が1日総量の目安です(出典:PMC 2024年「Neonatal kitten management」)。たとえば体重120gの子猫なら1日24〜31ml、体重200gなら40〜52mlが基準値です。
| 週齢 | 1回の授乳量の目安 | 授乳回数 |
|---|---|---|
| 0〜1週齢 | 2〜3ml | 1日7〜8回(2〜3時間おき) |
| 1〜2週齢 | 5〜7ml | 1日6〜7回 |
| 2〜3週齢 | 7〜10ml | 1日5〜6回 |
| 3〜4週齢 | 10〜13ml | 1日5回(離乳食を少量試し始める) |
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離乳食〜ドライ移行期(生後3〜8週)の量と回数の目安
生後3〜4週に乳歯が生え始めると離乳食が始まります。この時期は「量の正確な管理」より「食形態の段階的な移行」が最優先です。
離乳食〜ドライ移行のタイムライン
| 週齢 | 食事内容 | ミルクの割合 |
|---|---|---|
| 3〜4週齢 | ミルク+子猫用ミルクでのばしたペースト状ウェット | ほぼミルク中心 |
| 4〜6週齢 | ウェット中心・ドライを少量混ぜ始める | ミルク50〜70% |
| 6〜8週齢 | ウェット主食・ふやかしドライを増量 | ミルク20〜30% |
| 8〜10週齢 | ドライ(ふやかし→そのまま)中心へ完全移行 | ミルク不要 |
離乳食の作り方・ふやかしの具体的な手順・食べない時の対処法は子猫のドライフードはいつからで詳しく解説しています。
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月齢×体重別の1日給餌量テーブル(ドライ定着後の早見表)

以下の早見表はキトン用ドライフード350〜380 kcal/100g換算の目安です。フードのカロリー密度が異なる場合は後述の計算式で換算してください。
| 月齢 | 体重の目安 | 1日の給与量目安(ドライ換算) | 1日の給餌回数 |
|---|---|---|---|
| 2ヶ月(お迎え直後) | 500〜700 g | 約20〜30 g | 4〜5回 |
| 3ヶ月 | 900 g〜1.2 kg | 約35〜50 g | 4回 |
| 4ヶ月 | 1.3〜1.8 kg | 約50〜70 g | 4回 |
| 5ヶ月 | 1.8〜2.5 kg | 約65〜85 g | 3〜4回 |
| 6ヶ月 | 2.2〜3.0 kg | 約70〜95 g | 3回 |
| 7〜8ヶ月 | 2.5〜3.5 kg | 約75〜100 g | 3回 |
| 9〜12ヶ月 | 3.0〜4.5 kg | 約80〜105 g | 2〜3回 |
ロイヤルカナン公式値との比較: ロイヤルカナン(日本)公式サイト(2024年確認)が示す実測値は、3ヶ月で約57g、6ヶ月で約67gです。自社フードのカロリー密度に最適化されているため上記の一般換算と若干異なりますが、オーダー感の参考になります。
月齢ごとのポイント補足
#### 生後2ヶ月(お迎え直後)
胃袋が非常に小さく、1回に大量に食べると消化不良・嘔吐のリスクがあります。ロイヤルカナン公式データによると、この月齢の1日体重増加量は10〜30g。体重計測を毎日続けることで「ちゃんと食べられているか」が確認できます。お迎え直後は環境ストレスで食欲が落ちることがあるため、Flowens Cat では「最初の3日間は前の環境と同じフード・同じ量でスタート」をお伝えしています。
#### 生後3〜4ヶ月
成長が最も著しい時期で、食欲も旺盛になります。体重が1週間で50〜100g増えるペースが正常範囲の目安です。この時期は給餌量を多めに設定しても「太りすぎ」より「食べ足りない」のリスクのほうが大きい。
#### 生後5〜6ヶ月
発情・去勢手術を検討し始める時期と重なります。食事回数は4回→3回へ移行の目安時期ですが、「5ヶ月になったから即3回」ではなく体重の増加ペースと個体の食欲を見ながら判断してください。手術前後の給餌量管理については後述の「避妊・去勢後の給餌量」セクションを確認してください。
#### 生後7〜12ヶ月
消化器官が成熟し、まとまった量を1回で処理できるようになります。12ヶ月(1歳)に近づくにつれ成猫フードへの切り替えを検討しますが、大型種は例外です(後述)。
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自分でグラム数を計算する3ステップ

ほぼすべての育猫サイトが「体重(kg)×〇〇kcal」で説明を止めていますが、読んだ後に「で、何グラム与ければいいの?」という疑問が残ります。Flowens Cat では以下の3ステップで実際のグラム数まで計算して管理しています。
ステップ1:安静時エネルギー要求量(RER)を計算する
RER(kcal)= 70 × 体重(kg)^0.75計算が難しければ以下の簡易式で代替できます(誤差5%以内)。
RER(kcal)≈ 体重(kg) × 30 + 70出典:MSD Veterinary Manual「Nutritional Requirements of Small Animals」(2024年確認)、Peace-Winds NPO「猫の食事量はどれくらい?」(2024年確認)
ステップ2:1日エネルギー要求量(DER)を計算する
RERにライフステージ係数(DER係数)を掛けます。
| ライフステージ | DER係数 |
|---|---|
| 生後4ヶ月未満の子猫 | 3.0 |
| 生後4〜12ヶ月の子猫 | 2.5 |
| 避妊・去勢済みの成猫 | 1.2 |
| 妊娠後期・授乳中の母猫 | 3.0〜3.5 |
DER(kcal)= RER × DER係数出典:MSD Veterinary Manual DER係数準拠(2024年確認)
ステップ3:DERをグラムに変換する
フードのパッケージに「100gあたり○○kcal」と記載されています。この数値を使います。
1日の給与量(g)= DER(kcal) ÷ フードのkcal/100g × 100---
計算例(体重1.3kg・3ヶ月の子猫)
- RER = 1.3 × 30 + 70 = 109 kcal
- DER = 109 × 2.5 = 272 kcal(4ヶ月未満なので係数3.0を使う場合は 109×3.0 = 327 kcal)
- フードが350 kcal/100gの場合:272 ÷ 350 × 100 = 約78g/327 ÷ 350 × 100 = 約93g
- よって「3ヶ月・体重1.3kgの子猫に350kcalフードを与えるなら、1日78〜93gが目安」
この幅が生まれるのは、成長段階や活動量によって係数が2.5〜3.0で変動するからです。まず中間値の85g程度からスタートし、週1回の体重計測で増減を見ながら調整してください。
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1日の給餌回数はどう決める?月齢別の考え方
「月齢が上がれば回数を減らす」は正しいですが、体重・食欲・個体差の3軸で判断するのが正確です。月齢だけで機械的に決めると、食べ足りない・食べすぎどちらの失敗も起きます。
| 月齢 | 推奨回数 | 根拠 |
|---|---|---|
| 〜3ヶ月 | 4〜5回 | 胃袋が小さく1回量を少なくする必要あり |
| 3〜5ヶ月 | 4回 | 成長期のカロリー需要が高い |
| 5〜6ヶ月 | 3〜4回 | 消化器が発達してきた段階 |
| 7〜9ヶ月 | 3回 | 池田動物病院ガイドライン参照 |
| 10〜12ヶ月 | 2〜3回 | 成猫スタイルへの移行期 |
| 1歳以降 | 2回 | 成猫の標準的な給餌回数 |
「6ヶ月から1日3回」と書くサイトと「4ヶ月から3〜4回」と書くサイトが混在します。これは各社のフードの消化性・カロリー密度の違いや、記事執筆時の根拠文献の違いによるものです。Flowens Cat の現場では「月齢の目安はあくまで参考」とお伝えしており、最終的には体重計測の結果で給餌量・回数を調整することが唯一の正解です。
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ドライ・ウェット・併用のカロリー管理

フードタイプが変わるとカロリー密度が大きく違うため、「グラム数が同じ=カロリーが同じ」とはなりません。必ずkcalで換算して合計量を管理してください。
| フードタイプ | 水分量の目安 | カロリー密度(100g換算) | 管理のポイント |
|---|---|---|---|
| ドライフード | 約10% | 350〜420 kcal | 計量しやすく保存も楽 |
| ウェットフード | 75〜85% | 80〜120 kcal | 水分補給も兼ねる・食欲不振時に有効 |
| 半生タイプ | 25〜40% | 250〜320 kcal | 中間特性・密封保存が必要 |
併用する場合の計算例
目標カロリーが250 kcalの子猫に「ドライ + ウェット」を与える場合:
- ドライフード(350 kcal/100g)を30g → 105 kcal
- 残り145 kcalをウェット(100 kcal/100g)で補う → 145g
合計カロリー:250 kcal(目標通り)
併用は計算ミスが起きやすいため、週1回の体重計測で増減を確認する習慣が特に重要になります。詳しい健康チェックは健康管理ページもご参照ください。
ウェットフードを与えることで自然な水分摂取量が増え、泌尿器系トラブルの予防につながるメリットもあります。ウェットフードの保存期間・選び方・ドライとの比率については子猫のドライフードはいつからで詳しく解説しています。
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量が足りているかの見極め方

「体重の増加が続いているか」と「ボディコンディションスコアが適正か」の2軸でチェックするのが最も信頼できます。
週1回体重計測の具体的な方法
「体重を計りましょう」と言うサイトは多いですが、「どうやって計るか」を説明しているところはほとんどありません。Flowens Cat の現場では以下の方法を使っています。
用意するもの: デジタルキッチンスケール(0.1g単位で計れるもの)+ キャリーバッグ
- 空のキャリーをスケールに乗せ、表示を「0」にリセット(風袋引き)
- そのままキャリーに猫を入れ、体重を読む
- 週1回、同じ時間帯(食後1時間以上経過後が理想)に計測
- 数値を手帳やスマホメモに記録する
体重を毎週記録することで、「徐々に痩せてきている」「急に増えすぎた」というトレンドが見えてきます。数値のトレンドこそが給餌量調整の判断材料です。
体重増加の正常範囲
| 月齢 | 正常な体重増加ペース |
|---|---|
| 〜4ヶ月 | 週50〜100g増(ロイヤルカナン公式:1日10〜30g増) |
| 4〜6ヶ月 | 週30〜60g増 |
| 6〜12ヶ月 | 週10〜30g増(成長がゆるやかに) |
ボディコンディションスコア(BCS)で肥満・痩せを判定する
| BCS | 状態 | 見た目・触り方 |
|---|---|---|
| 1〜2 | やせすぎ | 肋骨・腰骨が丸見え、背骨が突出 |
| 3(理想) | 適正 | 肋骨が手で触れて分かる、ウエストのくびれがある |
| 4 | やや太め | 肋骨が分かりにくい、腰回りが丸くなってきた |
| 5 | 太りすぎ | 肋骨が触れない、お腹がたぷたぷしている |
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与えすぎ・足りないサインの見分け方
食欲不振も食べすぎも、基準値を持っていないと判断が遅れます。Flowens Cat では以下の数値基準を設けています。
食欲不振の判定ライン(Flowens Cat 基準)
| 判定 | 基準 | 対応 |
|---|---|---|
| 様子見 | 食事量が前日比10〜20%減・1食のみ | 次の食事で回復するか確認 |
| 要注意 | 前日比20%以上少ない食事が2回連続 | 給餌内容を見直す・食欲刺激(ウェット追加等) |
| 受診検討 | 48時間で体重が3%以上減少 | 他の症状と合わせて相談 |
| 早急に受診 | 完全に食べない状態が24時間以上 | 体重・元気の有無に関わらず受診 |
食欲不振の主な原因別の対処
| 原因 | 見分け方 | 対処 |
|---|---|---|
| 環境ストレス | お迎え直後・引越し後 | 慣れるまで同じフード・量を維持 |
| フードへの飽き | 同じフードを長期継続 | ウェットを少量混ぜる |
| 発情の兆候 | 6ヶ月前後・鳴き声が増える | 自然に落ち着くか観察 |
| 発熱・体調不良 | 元気がない・毛並みが悪い | 体温確認→受診 |
| 歯の生え変わり | 4〜6ヶ月・口を痛そうにする | ふやかしフードを試す |
食べすぎのサインと対処法
- BCSが4〜5になっている
- 体重が月齢別の目安を大幅に上回っている
- 食後に嘔吐(大量・未消化)が頻繁
- 動くのを嫌がる・同月齢の他の子と比べて活動量が明らかに少ない
食べすぎの場合は1日の総量を10〜15%ずつ段階的に減らします(急に半分にしない)。おやつは総カロリーの10〜20%以内に収めてください(アイシア「猫のごはんのあげかた」では20%以内、池田動物病院では10%以内を推奨)。子猫期に極端な食事制限をすると成長障害のリスクがあるため、BCS4〜5が複数週続く場合はよくある質問への相談もご利用ください。
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避妊・去勢後の給餌量はどう変わる?

避妊・去勢手術後は「消費カロリーが減るのに食欲は増える」という状態になるため、同じ量を与え続けると肥満に直結します。
ロイヤルカナン公式サイト(日本)のデータ(2024年確認)によると:
- 避妊・去勢後のエネルギー消費量:約30%減少
- 避妊・去勢後の食欲:約26%増加
Flowens Cat の推奨
手術後2〜4週間を目安に、以下を行うことをおすすめします。
- 現在の給与量から10〜20%削減(池田動物病院ガイドライン準拠)
- BCSを毎月確認し、BCS3を維持できているかチェック
- ステップ1〜3の計算で不妊去勢済み成猫のDER係数(1.2)を使って計算し直す
計算例(体重3kg・去勢済み成猫):
- RER = 3 × 30 + 70 = 160 kcal
- DER = 160 × 1.2 = 192 kcal
- フード350 kcal/100gなら:192 ÷ 350 × 100 = 約55g
「子猫の頃に80〜100g与えていたのに55gになるの?」と驚く方が多いですが、成長期と維持期ではエネルギー需要がこれだけ変わります。手術直後(1週間以内)は回復優先のため急な変更は避けてください。
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大型種(ノルウェージャン・ラグドール・サイベリアンなど)の注意点

「1歳でキトン用フードを卒業」は中型種の基準です。Flowens Cat が扱う大型種では、この基準をそのまま適用すると成長期の栄養が不足するリスクがあります。
| 品種 | 体格 | 成長期間の目安 |
|---|---|---|
| ノルウェージャンフォレストキャット | 大型(成猫4〜8kg) | 1.5歳頃まで |
| ラグドール | 大型(成猫4〜9kg) | 1.5〜2歳頃まで |
| サイベリアン | 大型(成猫4〜8kg) | 1.5歳頃まで |
ラグドールは食欲旺盛な個体が多く、成長期に量を抑えすぎると全体的なストレスから行動問題が生じることもあります。「体重・月齢・BCS」の3軸で毎月確認しながら、フードの切り替えタイミングを判断することをおすすめします。
マンチカンは短足で活動量に個体差があり、同月齢の他品種より少なめの設定が必要な場合があります。
各品種の詳細はノルウェージャンフォレストキャット・ラグドール・サイベリアンの品種ページもご参照ください。
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Flowens Cat でお迎え時にお伝えする給餌量について
Flowens Cat では、お渡しする子猫一頭ごとに、その日時点の給与量と使用フードを書面でお伝えしています。多くのブリーダーはフード名を伝えるだけですが、当キャッテリーでは以下を引き継ぎシートとして共有します。
- 現在与えているフードのメーカー・商品名・ロット
- 1日の給与量(グラム)と給餌回数
- 最後の食事時間
- 次の食事の目安時間
この「スタート情報」があることで、お迎え初日から計算なしで適切な量を与えられます。フードを変更する場合も、この数値を「基準カロリー」として上述の3ステップ計算に当てはめてください。
また当キャッテリーでは60日間の生体保証を設けています。食欲不振・体重減少・消化器症状が続く場合はご相談ください。お迎えの流れでも保証内容を詳しく説明しています。
お迎えを検討中の方は子猫一覧も合わせてご覧ください。
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よくある質問
Q1. 子猫のご飯はいつ頃から「ミルクから卒業」できますか?
A. 生後8〜10週(2〜2.5ヶ月)頃が目安です。乳歯が十分に生えそろい、ドライフードをそのまま食べられるようになったらミルク卒業のサインです。ただし個体差があり、7週齢で移行できる子もいれば10週齢まで時間がかかる子もいます。Flowens Cat ではお渡し前にドライ定着を確認しています。授乳回数や卒乳判定の詳細は子猫のミルク量・回数・与え方をご覧ください。
Q2. 子猫はいつまでキトン用フードを食べるべきですか?
A. 一般的な中型種は生後12ヶ月(1歳)を目安に成猫フードへ移行します。ただしノルウェージャンフォレストキャット・ラグドール・サイベリアンなど大型種は成長期が長く、1.5〜2歳頃まで成長が続きます。Flowens Cat では大型種については「最低1歳半まではキトン用フード継続」をお伝えしています。移行時期は体重の伸びが安定して止まったことを確認してから判断するのが確実です。
Q3. 生後3ヶ月の子猫に1日何グラム与えればいいですか?
A. 体重によります。体重1.0kgなら1日の目標カロリーは100 kcal(簡易RER)× 3.0(係数)= 300 kcal。フードが350 kcal/100gなら300÷350×100 = 約86g。体重1.3kgなら同様の計算で約93〜111g。この記事の「自分でグラム数を計算する3ステップ」にご自分の子猫の数値を当てはめてください。
Q4. 食欲不振はいつ病院に連れて行くべきですか?
A. Flowens Cat の判断基準は「前日比20%以上少ない食事が2回連続」または「48時間で体重が3%以上減少」したタイミングを受診検討ラインとしています。完全に食べない状態が24時間以上続く場合や、元気がない・体温が低いなどの症状が伴う場合は早急に受診してください。子猫(特に3ヶ月以下)は低血糖になるリスクがあるため、成猫より早めの判断が必要です。
Q5. 避妊・去勢手術後はすぐに量を減らすべきですか?
A. 手術直後(1週間以内)は回復優先のため急な変更は避け、2〜4週間後を目安に10〜20%削減してください。ロイヤルカナン公式データでは術後のエネルギー消費が約30%減少するため、同じ量を与え続けると肥満リスクが高くなります。術後は不妊去勢済み成猫のDER係数(1.2)を使った計算(本記事の3ステップ)で適切な量を算出してください。
Q6. パッケージの給与量表と計算式の結果が違います。どちらを使うべきですか?
A. どちらも「目安」に過ぎません。パッケージの量はそのフードのカロリー密度と平均的な猫の体重に基づいた参考値です。計算式(RER/DER)は理論値です。実際には週1回の体重計測でBCS3を維持できるよう微調整するのが最も正確です。どちらかに固執せず、体重の推移を最終的な判断基準にしてください。
Q7. 多頭飼いで一頭だけ食べる量が少ないです。どうすればいいですか?
A. 多頭飼いでは食べの早い子が他の子の分まで食べてしまうケースが多いです。食器を別の部屋・別のスペースに置いて食事させるのが最も確実な解決策です。少ない側の子を個別に体重管理することも忘れずに。多頭飼い管理のコツはよくある質問に詳しく掲載しています。
Q8. 離乳食からドライへの移行がうまくいきません。ふやかしのコツは?
A. ふやかしは40〜50度のぬるま湯でドライフードを5〜10分浸け、元の体積の1.5〜2倍程度に膨らませるのが目安です。最初は9割ふやかし・1割そのままから始め、2週間かけてそのままドライ100%に移行します。食べない場合はウェットフードを少量混ぜることで匂いと食感が改善されます。移行の具体的な手順は子猫のドライフードはいつからで詳しく解説しています。
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まとめ
子猫のご飯の量は「月齢・体重・フードのカロリー密度」の3要素から計算で割り出せます。ミルク期から離乳食・ドライへの移行は食形態が大きく変わるため、各フェーズの特性を理解した上で対応することが大切です。
ドライ定着後はパッケージの給与量表を参考にしながら、週1回の体重計測とBCSチェックで細かく調整することが健やかな成長を支える最短ルートです。食欲不振の判断は「前日比20%以上少ない食事が2回連続」「48時間で体重3%以上減少」を受診検討のラインにしてください。
Flowens Cat では、お迎え時に一頭ごとの給与量と使用フードをお伝えし、60日間保証のもとお迎え後の体調変化にもご相談いただけます。お迎えを検討中の方はお迎えの流れと子猫一覧をご覧ください。
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クラスタ内の関連記事
- 子猫のミルク量・回数・与え方 — 生後4週齢までの授乳量計算・シリンジ授乳・卒乳のタイミング詳細
- 子猫のドライフードはいつから — 離乳食の切り替え・ふやかし・食べない時の対処法詳細
- 子猫お迎え初日ガイド — 初日の過ごし方と食事の開始手順
- 子猫の健康管理チェックリスト — 体重以外の健康サインの見方
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出典
- Royal Canin(ロイヤルカナン日本公式)「子猫のご飯」https://www.royalcanin.com/jp/cats/kitten/how-much-to-feed-a-kitten(2024年確認)
- MSD Veterinary Manual「Nutritional Requirements and Related Diseases of Small Animals」https://www.msdvetmanual.com/management-and-nutrition/nutrition-small-animals/nutritional-requirements-of-small-animals(2024年確認)
- Peace-Winds NPO「猫の食事量はどれくらい?」https://nyanko.peace-winds.org/journal/1175/(2024年確認)
- 池田動物病院「生後5〜12か月の子猫の栄養」https://ikedaanihos.com/cat-kitten-nutrition-5-12months/(2024年確認)
- アイシア株式会社「猫のごはんのあげかた」https://www.aixia.jp/know_enjoy/column/category/meal/(2024年確認)
- PMC「Neonatal kitten management」https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10845399/(2024年確認)









