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猫の耳掃除の頻度と耳ダニ・耳が熱い見分け方【2026】

猫の耳掃除の頻度と耳ダニ・耳が熱い見分け方【2026】

監修: Flowens Cat ブリーダー編集部(関東5・中部3の全国8拠点の現場経験ベース)/2026年8月時点の情報

この記事の要点:猫の耳掃除は「週1回チェックし、汚れていたら拭く」が目安です。黒い耳垢や頻繁に掻く仕草は耳ダニのサインの可能性があり、「耳が熱い」は正常な放熱反応のこともあれば病気のサインのこともあります。見分け方と受診目安を、出典つきで整理しました。
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猫の耳掃除・耳ダニ・耳が熱い——実はひとつの「耳の観察」でつながっています

「猫 耳掃除」「猫 耳ダニ」「猫 耳が熱い」で検索すると、それぞれ別々のサイトの記事がヒットします。飼い主としては3回検索して3つの記事を読み比べる必要があり、正直かなり非効率です。

ですが実際に猫と暮らしていると、この3つは頭の中で切り離されていません。「耳を拭こうとしたら黒い汚れが気になった」「触ったらいつもより熱い気がする」——ブリーダーとして日々多くの猫の耳を観察していると、掃除・異物・体温のサインは同じ1回の「耳チェック」の中でまとめて出てくるものです。

この記事では、耳掃除の適正頻度から耳ダニのサイン、そして「耳が熱い」の見分け方までを、「耳の状態を観察する」というひとつの軸でつなげて解説します。Flowens Cat(関東5・中部3の全国8拠点でキャッテリーを運営)が日常的に行っている耳のチェック方法と、学術データ・国際的なガイドラインを組み合わせてお伝えします。

なお本記事は獣医師による監修ではなく、ブリーダーとしての飼育経験と公開されている学術情報・専門機関のガイドラインをもとにまとめたものです。症状の判断や治療については、必ずかかりつけの動物病院にご相談ください。

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猫の耳掃除の頻度とやり方|基本は週1回のチェックと拭き取り

コットンで猫の耳介の入り口を優しく拭く週1回の耳掃除の様子
コットンで猫の耳介の入り口を優しく拭く週1回の耳掃除の様子

結論から:健康な耳であれば「毎日ゴシゴシ掃除する」必要はなく、週1回程度耳の中を覗いて汚れていたら拭く、という頻度が多くの専門メディアで共通して挙げられている目安です。

耳垢には本来、耳道を守る抗菌的な役割があるとされており、掃除をやりすぎると逆に皮膚を傷つけたり、耳の防御機能を壊してしまう可能性があると言われています(アニコム損保「猫との暮らし大百科」)。「気になったときだけ」でよいという考え方は、大手ペット保険会社の飼い主向けコンテンツでも示されている通りです。

品種・タイプ頻度の目安備考
一般的な猫(汚れが少ないタイプ)週1回チェック、汚れていたら拭く毎日の掃除は不要とされることが多い
垂れ耳品種(例:スコティッシュフォールドなど)週2回程度が目安とされることが多い耳の通気性が悪く汚れがたまりやすいため。Flowens Catでは取り扱っていない品種ですが、既存飼い主向けの情報はスコティッシュフォールドの病気記事で解説しています
長毛・房毛品種(サイベリアン、ノルウェージャンフォレストキャットなど)週1回+換毛期は増量耳周りの被毛が蒸れやすく、ブラッシングと合わせてチェックすると効率的。詳しくはサイベリアンの病気記事、被毛ケア全般は猫のブラッシング頻度を参照
やり方はコットンやペット用のイヤークリーナー(耳専用の洗浄液)で、耳介(じかい・耳の外側の皮膚部分)の入り口だけを優しく拭くのが基本です。綿棒を耳の奥まで入れるのは、鼓膜や皮膚を傷つけるリスクがあるため避けてください。お風呂の際に耳へ水が入るのを防ぐコツは猫のシャンプー頻度とやり方でも解説しています。

受診目安:耳を触られるのを極端に嫌がる、掃除中に出血する、強い悪臭がする場合は、自己判断でのケアを中断し動物病院にご相談ください。

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黒い耳垢や頻繁に掻く仕草は、耳ダニのサインかもしれません

後ろ足で耳を掻く仕草を見せる猫
後ろ足で耳を掻く仕草を見せる猫

結論から:黒くパサパサした耳垢が大量に出る、頻繁に耳を掻く、頭を振る——これらは耳ダニ(ミミヒゼンダニ、学名Otodectes cynotis)感染のサインの可能性があります。そして耳ダニは、猫の外耳炎そのものを引き起こす主要な原因のひとつとされています。

米国の伴侶動物寄生虫評議会(CAPC:Companion Animal Parasite Council)が公開しているガイドラインでは、猫の外耳炎の約85%がOtodectes cynotisによるものと報告されています(犬では約50%)。世界的な有病率は地域差が大きく、0.5〜37%という幅で報告されています(CAPC「Otodectic Mite」ガイドライン)。この数値は米国発の国際的な指標であり、日本国内の統計そのものではない点はご留意ください。とはいえ、「耳ダニ=外耳炎の原因のひとつ」という曖昧な扱いではなく、主要な原因として位置づけられていることが分かるデータです。

耳ダニ症の主な症状

  • 強い痒みで頻繁に耳を掻く、頭を振る
  • 黒く乾いた大量の耳垢(コーヒーかすのような見た目と表現されることもあります)
  • 耳から独特の臭いがする
  • 耳を触られるのを嫌がる
  • 症状が進むと出血やただれが見られることもあります

これらのサインは、千葉県の開業獣医師が実名で執筆する専門コラムでも受診目安として具体的に挙げられています(dr-nyan.com「猫の耳ダニ症」)。

治療とおおよその費用感(目安)

耳ダニの治療は、動物病院での駆虫薬(スポットオンタイプ=背中に垂らすタイプの薬剤が使われることが多い)と点耳薬の組み合わせが一般的とされています。費用については、初診料が3,000〜5,000円程度、駆虫薬・点耳薬を含めた総額で1万〜数万円程度、治療期間は3週間〜1ヶ月程度かかることが多い、という情報もあります(veterinarian.jp「猫の耳ダニ」)。金額は動物病院や症状の程度によって幅がありますので、あくまで目安としてご覧ください。

受診目安:黒い耳垢が大量に出る、頭を激しく振る、耳を掻きすぎて傷ができている場合は、自己判断で市販の点耳薬を使わず、まず動物病院を受診してください。原因が耳ダニでなく細菌性・真菌性の外耳炎であることもあり、原因によって使う薬が異なります。

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完全室内飼いなら耳ダニは安心?伊藤ほか(2002)の環境別データ

室内でくつろぐ猫。完全室内飼育と屋外アクセスありでの耳ダニ感染リスクの違いを示すイメージ
室内でくつろぐ猫。完全室内飼育と屋外アクセスありでの耳ダニ感染リスクの違いを示すイメージ

結論から:完全室内飼育は耳ダニ感染のリスクを統計的に下げる可能性がある、という国内の調査データがあります。ただし、リスクがゼロになるわけではありません。

日本獣医師会雑誌に掲載された調査(伊藤直之・伊藤さや子「飼育猫のミミヒゼンダニ感染状況」日本獣医師会雑誌55巻3号、2002年)では、家庭で飼育されている猫679頭を対象に検査が行われ、64頭(9.4%)にミミヒゼンダニ感染が確認されました。環境別の内訳は以下の通りです(J-STAGE 論文本体)。

飼育環境感染率
屋外飼育16.6%
室内飼育8.3%
室内外併用4.6%
屋外飼育と室内飼育の差は統計的に有意(P<0.05)、屋外飼育と室内外併用の差はさらに強い有意差(P<0.01)が確認されたと報告されています。なお、この調査は2002年に行われたものであり、20年以上前のデータである点は正直にお伝えしておきます。より新しい国内の疫学データは、今回確認できた範囲では見当たりませんでした。年齢・出身地・性別・品種による有意差は見られなかったとされています。

数字だけ見ると「室内飼育でも8.3%は感染している」とも読めます。完全室内飼いだからといって耳ダニと無縁というわけではなく、多頭飼育で新しく迎えた猫や、外から帰ってきた同居の犬・猫を介して感染することもあると考えられます。お迎え直後の子猫の扱いについては、後述の「子猫のお迎え直後」の章もあわせてご参照ください。

受診目安:室内飼いであっても、耳を掻く仕草や黒い耳垢が見られたら「うちは室内飼いだから大丈夫」と判断せず、一度耳の中を確認し、気になる場合は受診を検討してください。

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梅雨〜夏は外耳炎が増える|Flowens Cat 4施設の観察データ

梅雨時期にスタッフが子猫の耳の状態をチェックする様子
梅雨時期にスタッフが子猫の耳の状態をチェックする様子

結論から:湿度が上がる時期は耳の中で雑菌が繁殖しやすくなり、外耳炎全体(耳ダニ由来・非耳ダニ由来を含む)の発症が増える傾向があります。当キャッテリーの観察でも、この傾向がはっきり出ています。

湿度が高くなると、耳道の中に皮脂と水分がたまりやすくなり、マラセチアという酵母様の真菌が増殖しやすくなると言われています。Flowens Catが観察を続けている4施設(子猫ルーム・親猫ルーム・遊戯ルームを含む)では、6〜7月の外耳炎発症は通年比で2〜3倍に増える、という一次データがあります。詳しい湿度管理の運用は梅雨の猫対策記事でも解説していますので、あわせてご覧ください。

早期発見のために、Flowens Catのスタッフが日常的に見ているサインは次の3つです。

  • 耳の中の臭いがいつもと違う
  • 頭を振る回数がいつもより多い
  • 片耳だけを後ろ足でしきりに掻く(左右差があるときは特に要注意)

これらは「気のせいかも」と見過ごされがちですが、片耳だけの変化は特に外耳炎のサインとして意識しておきたいポイントです。

受診目安:耳の臭いが数日続く、片耳だけ明らかに掻く回数が増えた場合は、悪化する前に受診を検討してください。

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猫の耳が熱いのは病気のサイン?放熱の仕組みと平熱・発熱の見分け方

猫の耳にそっと触れて熱さを確認する飼い主の手元
猫の耳にそっと触れて熱さを確認する飼い主の手元

結論から:猫の耳が熱く感じること自体は、必ずしも病気のサインではありません。耳介(耳の外側の薄い皮膚部分)は毛が薄く毛細血管が豊富なため、体の熱を外に逃がす放熱器官としても機能していると考えられています。

運動した直後や興奮しているとき、暑い環境にいるときは、血流が増えて耳が熱く感じられることがあります。これは体温調節の一環と考えられ、多くの場合は正常な生理反応です。一方で、発熱や炎症によって耳が熱くなっているケースもあり、この2つを見分けるポイントが体温の目安です。

往診専門の獣医師が監修する情報サイトでは、猫の平熱は38〜39℃40〜40.5℃を超えると発熱の目安として受診を検討すべきとされています(animaldoc.jp「猫の耳が熱い?」)。正確な体温は、肛門に体温計を軽く挿入する直腸温測定、または非接触式の体温計で確認する方法があるとされています。手で触った感覚だけでは正確な体温は分かりませんので、「熱い気がする」だけで発熱と決めつけず、他の症状もあわせて観察することが大切です。

「耳が熱い」の見分け方の目安

状態考えられる原因対応の目安
運動後・興奮時に一時的に熱い体温調節による正常な血流増加の可能性落ち着けば様子見でよいことが多い
片耳だけ熱く、赤み・臭いを伴う外耳炎など耳の炎症の可能性早めに受診を検討
両耳とも熱く、ぐったりしている・食欲がない発熱(感染症など)の可能性体温を確認し、40℃を超えるようなら受診
暑い環境で開口呼吸・よだれ・ぐったりを伴う熱中症の可能性すぐに涼しい場所へ移動し、受診を検討
受診目安:ぐったりしている、食欲がない、40℃を超えていると考えられる、片耳だけ熱く臭いや赤みを伴う場合は、様子見をせず動物病院にご相談ください。

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猫の耳ダニは人にうつる?CAPCの見解を正直にお伝えします

多頭飼育で並んで過ごす猫たち
多頭飼育で並んで過ごす猫たち

結論から:ごく稀に、一時的に人の皮膚に付着することがあるとされていますが、「よくあること」ではありません。

ネット上には「耳ダニは人にうつる」と断定的に書く記事もありますが、その根拠が海外の獣医師1名による自己実験の逸話だけ、というケースも見受けられ、医学的なエビデンスとしては心もとないのが実情です。

先ほど紹介したCAPCのガイドラインでは、この点について「稀に人に一時的に付着することがある」という慎重な表現を用いています(CAPC「Otodectic Mite」ガイドライン)。過度に心配する必要はありませんが、「絶対にうつらない」とも言い切れない、というのが国際的なガイドラインの実際の位置づけです。

多頭飼育の場合は、同居する猫(場合によっては犬)にも感染が広がりやすいため、動物病院では同居ペットの同時治療をすすめられることが一般的です。1頭だけ治療しても、他の同居猫から再感染してしまうことがあるためです。

受診目安:家族の皮膚に赤み・かゆみが出た場合は、猫の耳ダニとの関連も含めて皮膚科を受診し、自己判断で様子を見続けないようにしてください。

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子猫のお迎え直後、耳のケアはいつから始めればいいですか

お迎え直後の子猫に優しく触れて慣らすブリーダーの手元
お迎え直後の子猫に優しく触れて慣らすブリーダーの手元

結論から:お迎え直後から無理に耳掃除を始める必要はありません。まずは環境に慣れてもらい、体に触れられることそのものに少しずつ慣らしていく段階から始めます。

これは成猫の飼い主向け記事にはあまり書かれていない視点ですが、ブリーダーとして子猫の引き渡しに日々関わっている立場からお伝えします。

Flowens Catでは、お渡し前の子猫に対して提携獣医師による健康診断を実施しています。この健康診断には視診・触診(外貌・耳・目・頭部・口腔内・リンパ節・四肢など)と聴診が含まれており、耳の視診・触診は標準的な診断項目のひとつです。署名・押印入りの健康診断書としてお渡ししているので、お迎え時点での耳の状態を確認いただけます。

ここで正直にお伝えしなければならないのは、この健康診断はあくまで一般的な視診・触診であり、耳ダニに特化した検査ではないということです。「耳ダニ検査済み」「耳ダニ治療済み」といった表現は、当キャッテリーでは一切使用していません。また、子猫は一般的な寄生虫対策として駆虫(主に回虫などの体内寄生虫を対象としたもの)を実施していますが、これも耳ダニ(外部寄生虫)の駆除とは別の措置です。この2つを混同しないようご注意ください。

お迎え後の家庭での耳ケアは、次のようなステップがおすすめです。

  1. 最初の1週間:耳には触れず、まず新しい環境に慣れてもらう
  2. 落ち着いてきたら:短時間、耳の付け根や周りを優しく撫でることに慣らす
  3. 触られることに慣れたら:週1回、耳の中を覗いて汚れをチェックする習慣を始める

お迎え準備全般の持ち物・費用については猫のお迎え準備ガイド健康管理の考え方は健康管理ページ、お迎えまでの流れはお迎えの流れでご確認いただけます。

受診目安:お迎え直後から耳を痛がる、黒い耳垢が既に多い、頭を振る仕草が見られる場合は、お迎え元に確認したうえで早めに動物病院を受診してください。

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耳のトラブル早見表|様子見でよいサインと受診が必要なサイン

ここまでの内容を、家庭でその場で判断しやすいように一覧にまとめました。あくまで目安であり、個体差があります。迷ったときは受診を優先してください。

観察項目様子見でよいことが多い受診を検討したいサイン
耳垢の色・量うっすら薄茶色で少量黒くパサパサ・大量、または悪臭を伴う
掻く・振る仕草ときどき軽く掻く程度頻繁に掻く、頭を強く振り続ける
触られたときの反応普通に触らせる極端に嫌がる、鳴く、逃げる
耳の熱さ運動後・興奮時のみ一時的に熱い片耳だけ熱く赤みや臭いを伴う、両耳とも熱くぐったりしている
全身の様子元気・食欲がある元気がない、食欲がない、開口呼吸をしている
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よくある質問

猫の耳掃除の頻度はどのくらいが目安ですか?

健康な耳であれば週1回程度、中を覗いて汚れていたら拭くという頻度が目安です。 毎日の掃除は耳垢が持つ抗菌的な保護機能を壊してしまう可能性があると言われているため、やりすぎには注意してください。垂れ耳品種や長毛・房毛品種は通気性の関係で汚れやすく、やや頻度を増やす場合もあります。

耳掃除に綿棒を使ってもいいですか?

綿棒を耳の奥まで入れるのは避けてください。 耳垢を奥に押し込んでしまったり、皮膚や鼓膜を傷つけたりするリスクがあります。コットンやペット用のイヤークリーナーを使い、目に見える耳介の入り口部分だけを優しく拭く方法が基本とされています。

猫の耳ダニの治療費はどのくらいかかりますか?

目安として、初診料3,000〜5,000円程度、駆虫薬・点耳薬を含めた総額で1万〜数万円程度、治療期間は3週間〜1ヶ月程度という情報があります。 ただし動物病院や症状の程度によって幅があり、断定的な金額は言えません。まずは初診で症状と原因を確認してもらうことをおすすめします。

耳ダニは人にうつりますか?

ごく稀に、一時的に人の皮膚に付着することがあるとされていますが、頻繁に起こることではありません。 国際的な寄生虫評議会(CAPC)のガイドラインでも「稀に起こりうる」という慎重な表現がされています。過度に心配する必要はありませんが、多頭飼育の場合は同居する猫の同時治療が一般的に推奨されます。

子猫のお迎え直後から耳掃除を始めていいですか?

お迎え直後は耳掃除より、環境に慣れてもらうことを優先してください。 まずは新しい環境と生活リズムに慣れ、落ち着いてきたら耳周りを触られることに少しずつ慣らし、週1回のチェック習慣へつなげていくのがおすすめです。すでに黒い耳垢が多い、頭を振る仕草があるなど気になる点があれば、お迎え元に確認のうえ早めに動物病院に相談してください。

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まとめ|「見る・匂う・触る」の週1回チェックが最大の予防

猫の耳掃除・耳ダニ・耳が熱いという3つの疑問は、「耳の状態を定期的に観察する」というひとつの習慣でまとめて対応できます。

  • 耳掃除:週1回チェックし、汚れていたら耳介の入り口だけを優しく拭く。綿棒は奥まで入れない
  • 耳ダニ:黒くパサパサした耳垢・頻繁に掻く仕草は要注意。CAPCによれば猫の外耳炎の約85%の原因とされ、決して軽視できません
  • 室内飼い:伊藤ほか(2002)のデータでは室内飼育の感染率8.3%と屋外飼育16.6%より低い傾向がありますが、ゼロではありません
  • 耳が熱い:運動後・興奮時は正常な放熱反応のことが多い一方、片耳だけ熱い・両耳ともぐったりを伴う場合は受診を検討
  • 季節:Flowens Catの観察では6〜7月の外耳炎発症が通年比2〜3倍。梅雨〜夏は特に注意

Flowens Catでは、健康診断書での耳の視触診に加え、週1回の耳・体重・歯茎チェック(子猫は毎日)を日常的に続けています。これから子猫をお迎えになる方は、子猫一覧施設一覧から詳しい情報をご覧いただけます。ご不明な点はよくある質問ページ、または見学のご相談も随時受け付けています。

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ご利用にあたっての注意

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療アドバイスではありません。
個別の症状については必ず動物病院・獣医師にご相談ください。
症状が急に悪化した場合は、最寄りの動物病院または夜間救急センターへ。
記載内容は2026年8月時点で確認できた情報にもとづきます。
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参考・出典

参考文献・出典6

  1. www.jstage.jst.go.jp/article/jvma1951/55/3/55_3_155/_article
  2. capcvet.org/guidelines/otodectic-mite/
  3. www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/833.html
  4. animaldoc.jp/cat-sick/cat_ear_hot/
  5. dr-nyan.com/column/cat-ear-mites/
  6. veterinarian.jp/cat/cat-disease-and-symptom/cat-ear-mites-cause/

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