この記事の要点:ブリティッシュショートヘアとエキゾチックショートヘアは、どちらも丸い顔・ずんぐりした体型・落ち着いた性格の人気品種です。最大の違いは鼻の扁平度(エキゾチックの方が顕著)と呼吸器リスクの大きさ。PKD遺伝子検査の実施率はどちらも重要な選択基準で、当キャッテリーでは両品種ともに親猫の検査を実施しています。「丸い顔でどっしりした猫が好き」「穏やかでのんびりした猫を探している」という方が比較候補にあげることが多いのが、ブリティッシュショートヘアとエキゾチックショートヘアです。
写真だけ見ると「似ていてどちらがどちらか分からない」という方も少なくありません。しかし、Flowens Cat で関東5・中部3の全国8拠点で両品種と日々向き合っていると、それぞれの個性・体の特徴・飼い方の違いがはっきり見えてきます。
この記事では、見た目が似ている2品種を正直に比較し、どちらが自分のライフスタイルに合っているかを判断できるようお伝えします。
ブリティッシュショートヘアとエキゾチックショートヘアの基本情報

ブリティッシュショートヘアとは?
ブリティッシュショートヘアは、イギリス最古の猫品種の一つで、古代ローマ人がブリテン島に持ち込んだ猫が起源とされています。その後、イギリス各地に自然繁殖した猫の中から計画的な選抜交配によって確立された品種です。
TICA(国際猫協会)の品種標準では「密な短毛・丸い頭・筋肉質な体型」がブリティッシュショートヘアの本質とされています。成猫になるまでに3〜5年かかるゆっくりとした成長も特徴の一つで、どっしりとした体格と密な短毛の組み合わせが「テディベア猫」と呼ばれる所以です。
「英国紳士・淑女」という表現がよく使われるほど、落ち着きと品位を兼ね備えた性格が特徴です。
エキゾチックショートヘアとは?
エキゾチックショートヘアは1960年代にアメリカで誕生した比較的新しい品種です。ペルシャの温厚な性格と扱いやすい短毛を両立させることを目的に、ペルシャにアメリカンショートヘアを交配して作出されました。
TICA のエキゾチックショートヘア品種標準では「ペルシャと同じ体型・頭型基準を持ちながら、短めの密な被毛を持つ」と定義されています。「短毛のペルシャ(Lazy Man's Persian)」とも呼ばれるほどペルシャとの関係が深く、顔の扁平さ(短頭症)はブリティッシュより強く出る傾向があります。
体型・被毛・寿命の数値で比較する早見表
まず数値で両品種の違いを整理します。
| 比較項目 | ブリティッシュショートヘア | エキゾチックショートヘア |
|---|---|---|
| 原産地 | イギリス | アメリカ(1960年代) |
| 起源 | 自然発生 → 選抜交配 | ペルシャ × アメリカンショートヘア |
| 顔の扁平度 | 中程度(鼻がある程度前に出る) | 高い(ほぼフラットな輪郭) |
| 被毛の長さ | 短毛・ダブルコート | 短〜中程度・密度が高い |
| 被毛の質感 | 密でぬいぐるみ的な硬さ | ペルシャ寄りのふんわり感 |
| 体型 | ずんぐり・筋肉質 | ずんぐり・重厚感あり |
| 体重(成猫オス) | 5〜9 kg | 4〜7 kg |
| 体重(成猫メス) | 4〜6 kg | 3〜6 kg |
| 平均寿命 | 14〜20 年 | 12〜15 年 |
| 性格傾向 | 独立心・落ち着き・マイペース | ペルシャ似の温厚・甘えん坊 |
| 甘えん坊度 | ★★★☆☆(傍にいるのを好む) | ★★★★☆(抱っこ・なでられ好き) |
| ブラッシング頻度 | 週 1〜2 回 | 週 2〜3 回 |
| 目元ケア | 不要(または週 1〜2 回) | 毎日〜隔日(流涙・目やにあり) |
| 呼吸器リスク | 軽度 | やや高い(扁平顔のため) |
| 初心者向け | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 多頭飼い適性 | ★★★★☆ | ★★★☆☆(体力差に注意) |
| 子猫価格相場 | 20〜40 万円 | 20〜45 万円 |
見た目の違いはどこ?どうやって見分ける?

パッと見ると似ていますが、慣れてくると見分けるポイントがあります。
顔の扁平さ(鼻の潰れ具合)
最も分かりやすい違いが鼻の低さです。エキゾチックショートヘアの方が、より鼻が低く顔が扁平です。横から見るとブリティッシュは鼻がある程度前に出ているのに対し、エキゾチックはほぼフラットな輪郭になります。
これはエキゾチックがペルシャから受け継いだ「短頭種(brachycephalic:頭が短い構造)」の特徴です。世界小動物獣医師会(WSAVA)の2021年声明では、極端に扁平な顔の猫への繁殖基準の見直しを推奨しており、顔立ちと健康のバランスを考えた選択が重要とされています。
被毛の質感
ブリティッシュの被毛は密でぱっちりとしたダブルコートで、触るとぬいぐるみのような感触です。エキゾチックの被毛は密度が高くふんわりとした独特の質感で、ペルシャの長毛を短くしたようなイメージです。
体のサイズ
ブリティッシュショートヘアの方が体格がやや大きく、成猫オスで5〜9 kgに達する子もいます。エキゾチックはやや小柄でオスで4〜7 kg程度が一般的です(iCatCare ブリティッシュショートヘア品種情報)。
性格と飼いやすさの比較

ブリティッシュショートヘアの性格 — 英国紳士の落ち着き
ブリティッシュショートヘアは、独立心と落ち着きを持ち合わせた「英国紳士・淑女」的な性格です。過度な甘えん坊ではなく、「傍にいてほしいけれど、抱っこは少し苦手」という子が多いです。
飼い主さんのことを深く信頼しているのは確かですが、自分のペースで関係を築きたいタイプです。ソファで横に座ってのんびり過ごすことは大好きです。鳴き声は比較的静かで、無駄鳴きが少なく集合住宅向きの性格でもあります。一人の時間も問題なく過ごせるため、日中仕事で不在になりがちな方にも向いています。
当キャッテリーで感じること:Flowens Cat では関東・中部の複数施設でブリティッシュショートヘアを繁殖してきましたが、子猫期から比較的独立心が高く、兄妹同士で遊びながらも「各自のペースを尊重する」スタイルで育つ子が多いです。社会化期に人との触れ合いをしっかりと積み重ねた子は、成猫になっても穏やかに人の手を受け入れてくれます。
エキゾチックショートヘアの性格 — 温厚で甘えん坊なペルシャの性質
エキゾチックショートヘアはペルシャの性格を色濃く受け継いでいます。温厚でのんびりとしており、飼い主さんへの甘え方がやや積極的です。ブリティッシュと比べると抱っこやなでられることを好む傾向があります。
活動量は控えめで、一日の多くを寝て過ごす子が多いです。遊びよりも静かに過ごすことを好む傾向があり、穏やかな生活リズムの方との相性が良いです。
当キャッテリーで感じること:エキゾチックショートヘアの子たちは、人が部屋に入ると「どこにいるの?」と視線で追いかけてくる甘え方をする個体が多いです。ブリティッシュほど「距離を置く」感覚はなく、飼い主のすぐそばにいることを好みます。一方、体力的にそれほど活発でないため、遊び相手というよりは「一緒にくつろぐパートナー」としての存在感が強いですね。
飼いやすさの比較
両品種とも初心者に向いていますが、微妙に向き先が異なります。
- 「猫らしいマイペースな猫が好き」「抱っこ以外の方法で絆を深めたい」 → ブリティッシュショートヘア
- 「もう少し甘えてくれる子が好き」「のんびり一緒に過ごしたい」 → エキゾチックショートヘア
どちらも鳴き声が静かで、集合住宅でも飼育しやすい品種です。
お手入れ・被毛ケアの違いは?

ブリティッシュショートヘアのお手入れ
ブリティッシュの短毛はケアが比較的楽です。週1〜2回のブラッシングで毛並みを整えられます。換毛期(春・秋)は抜け毛が増えますが、短毛のため床への散らばりは長毛種に比べて少なめです。毛が密なため、毛玉ができにくいという利点もあります。
目元は原則として特別なケアは不要ですが、個体によっては軽度の涙が出ることもあるため、気になった場合は柔らかいガーゼで拭く程度で対応できます。
エキゾチックショートヘアのお手入れ
エキゾチックの被毛は短毛でも密度が高く、ペルシャよりはケアが楽ですが、ブリティッシュよりは少し手がかかります。週2〜3回のブラッシングが望ましく、換毛期は頻度を上げることをおすすめします。
また、エキゾチックは扁平な顔のために涙や目やにが出やすい傾向があります。毎日または隔日での目の周りのふき取りが習慣になります。これ自体は深刻な病気ではありませんが、目元を放置すると炎症につながる場合もあるため、結膜炎の予防の観点でも継続したケアが重要です。
お手入れ所要時間の目安(週あたり)
| お手入れ内容 | ブリティッシュショートヘア | エキゾチックショートヘア |
|---|---|---|
| ブラッシング | 15〜20 分 × 週 1〜2 回 | 15〜20 分 × 週 2〜3 回 |
| 目元ケア | 必要に応じて(週 0〜2 回) | 毎日〜隔日(必須) |
| 爪切り | 2〜3 週に 1 回(共通) | 2〜3 週に 1 回(共通) |
| 耳掃除 | 月 1〜2 回(共通) | 月 1〜2 回(共通) |
健康リスクと遺伝子検査の比較 — PKD・HCM への対応

健康面の違いは、お迎えを検討する上で最も重要なポイントの一つです。
ブリティッシュショートヘアの健康リスクと遺伝子検査
ブリティッシュショートヘアで注意すべき遺伝性疾患は主に以下の2つです。
HCM(肥大型心筋症):心臓の筋肉が異常に肥厚する疾患で、突然死のリスクにつながります。ブリティッシュショートヘアでの発症率は他の品種と比較してやや高めとする報告があり、2015年の獣医学研究(PubMed: Krecny et al.)では短頭種猫の心臓形態異常について言及されています。信頼できるブリーダーでは親猫の心臓超音波検査を定期的に実施しています。
PKD(多発性嚢胞腎):腎臓に嚢胞ができる遺伝性疾患で、ブリティッシュショートヘアにも一定の保因率があります。2012年の欧州ネコ繁殖研究(PubMed: Barthez et al.)によると、ペルシャ系統との交配歴がある血統では PKD 変異遺伝子の保因率が上がる可能性があります。PKD 遺伝子検査(DNA 検査)で陰性確認済みの親猫からの繁殖が重要です。
また、成猫になるにつれて食欲旺盛なため体重管理が必要です。肥満は関節・腎臓への負担を増加させます。
寿命は14〜20年と猫の中でも長寿な品種です。
エキゾチックショートヘアの健康リスクと遺伝子検査
エキゾチックショートヘアはペルシャ同様の疾患プロファイルを持つため、より多くの健康リスクへの配慮が必要です。
短頭症(BOAS:気道閉塞症候群):鼻腔が狭いため呼吸がしにくく、暑い環境や激しい運動後に呼吸困難が起こりやすい傾向があります。WSAVA の2021年短頭種声明では「極端な短頭化は猫の福祉に悪影響を及ぼす」と警告しており、顔の扁平度が強い個体ほど注意が必要です。夏の温度管理(28℃以下の室温維持)は特に重要です。
PKD(多発性嚢胞腎):ペルシャ系に多く見られる遺伝疾患で、エキゾチックショートヘアはペルシャ直系のため保因率が相対的に高い品種です。
流涙・目やに:扁平な顔構造から涙点が詰まりやすく、慢性的な流涙が生じます。
遺伝子検査の実施状況(Flowens Cat)
Flowens Cat では両品種ともに PKD 遺伝子検査(DNA 検査陰性確認)を実施した親猫からの繁殖を行っています。エキゾチックショートヘアについてはさらに、呼吸器状態の確認を入居前の健康診断に含めています。お迎え後の安心のために、遺伝子検査の詳細はこちらでご確認いただけます。
遺伝子検査・健康管理の比較表
| 疾患・リスク | ブリティッシュショートヘア | エキゾチックショートヘア |
|---|---|---|
| PKD(多発性嚢胞腎) | リスクあり(要 DNA 検査) | リスク高い(ペルシャ直系・要 DNA 検査) |
| HCM(肥大型心筋症) | リスクあり(要心臓超音波検査) | リスクあり(要心臓超音波検査) |
| BOAS(気道閉塞症候群) | 軽度(扁平は中程度) | 注意が必要(扁平度が高い) |
| 流涙・目やに | 軽度 or なし | ほぼ必発(毎日ケア必須) |
| 肥満傾向 | 高い(食欲旺盛) | 中程度(活動量が少ない) |
| 推奨検査 | PKD DNA 検査・HCM 心臓超音波 | PKD DNA 検査・HCM 心臓超音波・呼吸確認 |
| Flowens Cat での検査実施 | PKD DNA 検査 ✓ | PKD DNA 検査 ✓・呼吸器確認 ✓ |
価格・育てやすさ・初期コストの比較
価格相場
ブリティッシュショートヘアの子猫の価格相場は20〜40万円程度です。毛色ではブルー(グレー)が最も人気があり、希少なカラーの子は高くなる傾向があります。
エキゾチックショートヘアは20〜45万円程度が相場です。こちらも毛色や顔の扁平さ、血統によって変動します。「エクストリームフェイス」と呼ばれる極端に扁平な子は高額になることがありますが、扁平度が高いほど呼吸器リスクも上がるため、外見だけで価格を判断しないことをおすすめします。
年間飼育コストの目安比較
アニコム損保の「家庭どうぶつ白書2022」によると、猫の年間医療費平均は約6〜10万円です。両品種とも一般的な猫と比べて医療費が高くなりやすい特徴があります。
| コスト項目 | ブリティッシュショートヘア | エキゾチックショートヘア |
|---|---|---|
| フード代(年間) | 3〜5 万円 | 3〜5 万円 |
| 予防接種・健康診断 | 2〜3 万円 | 2〜3 万円 |
| 医療費(予備費) | 2〜5 万円 | 3〜7 万円(呼吸器・目のケア含む) |
| グルーミング用品 | 0.5〜1 万円 | 0.5〜1 万円 |
| 年間合計目安 | 7〜14 万円 | 8〜16 万円 |
どちらを選ぶべきか — ライフスタイル別早見表

Flowens Cat ではブリティッシュショートヘアとエキゾチックショートヘアの両方を取り扱っています。
ブリーダーとして多くのご家族とのご縁を見てきた経験から言えば、選択のポイントはシンプルです。以下の早見表を参考にしてください。
ライフスタイル別おすすめ早見表
| あなたの状況・希望 | おすすめ品種 |
|---|---|
| 一人暮らし・日中は不在が多い | ブリティッシュショートヘア(留守番適性が高い) |
| 家族が常に在宅・甘えてほしい | エキゾチックショートヘア(甘えん坊) |
| 毎日の目元ケアが負担になりそう | ブリティッシュショートヘア(目元ケアは不要〜軽度) |
| ペルシャが好きだが長毛は大変 | エキゾチックショートヘア(ペルシャの短毛版) |
| 長く一緒にいたい(20年を目指したい) | ブリティッシュショートヘア(平均寿命 14〜20 年) |
| 夏の温度管理をしっかりできる | エキゾチックショートヘア(夏は28℃以下を維持) |
| 多頭飼い・活発な猫や犬と同居 | ブリティッシュショートヘア(体格・独立心で自分のペースを守りやすい) |
| 丸くつぶれた顔がどうしても好き | エキゾチックショートヘア(扁平度はより高い) |
| お手入れを最小限にしたい | ブリティッシュショートヘア(週 1〜2 回のブラッシングのみ) |
| 子どもがいる家庭 | どちらも向くが、エキゾは体力に配慮 |
- 猫のマイペースな関係を尊重したい
- お手入れの手間を最小限にしたい
- 長く一緒に過ごしたい(長寿を望む)
- 暑い地域・マンション暮らしで室温管理がやや難しい
エキゾチックショートヘアが向いているご家庭
- より丸くつぶれた顔が好み
- 少し甘えてくれる猫が理想
- 毎日の目元ケアを苦に思わない
- 室温管理(夏28℃以下)をしっかりできる環境がある
現在の子猫一覧では両品種の子猫をご覧いただけます。お迎えのご相談はお迎えの流れからどうぞ。
よくある質問
Q. ブリティッシュショートヘアとエキゾチックショートヘアはどちらが甘えん坊?
一般的に、エキゾチックショートヘアの方が甘えん坊な傾向があります。ペルシャの性格を受け継いでおり、飼い主さんへの依存度が比較的高めです。ブリティッシュショートヘアはどちらかというと独立心があり、傍にいるのは好きでも抱っこはあまり好まない子が多いです。「ベタ甘えよりもマイペースな同居人が好き」という方にはブリティッシュが、「もう少し積極的に懐いてほしい」という方にはエキゾチックが向いています。
Q. PKD や HCM の遺伝子検査はどちらで重要ですか?
両品種ともに PKD(多発性嚢胞腎)の遺伝子検査は重要です。特にエキゾチックショートヘアはペルシャ直系のため保因率が高めとされており、購入前に「親猫の PKD 検査陰性」を確認することをおすすめします。HCM(肥大型心筋症)はどちらの品種にもリスクがあり、信頼できるブリーダーでは親猫の心臓超音波検査を定期実施しています。Flowens Cat では両品種ともに PKD 遺伝子検査(DNA 検査陰性確認)を実施しています。
Q. 鼻が低い猫は健康面が心配と聞きますが、ブリティッシュとエキゾチックでリスクは違いますか?
はい、エキゾチックショートヘアの方が顔の扁平度が高いため、呼吸器系(短頭症・BOAS)のリスクはブリティッシュより高めです。ブリティッシュも丸顔ですが、鼻の潰れ方はエキゾチックほど極端ではなく、呼吸障害が問題になることは比較的まれです。エキゾチックをお迎えの際は、夏の熱中症対策と、涙・目やにのケアを日常に取り入れてください。
Q. ブリティッシュショートヘアとエキゾチックショートヘアのお手入れの差は大きい?
週1〜2回(ブリティッシュ)と週2〜3回(エキゾチック)で、被毛のブラッシング頻度の差はそれほど大きくありません。ただし、エキゾチックは目元の毎日のふき取りが加わります。このケアが毎日継続できるかどうかが選択の分かれ目になる方も多いです。ペルシャ(毎日ブラッシング必須)と比べると、エキゾチックは管理がかなり楽な品種です。
Q. 多頭飼いや他のペットとの相性は?
どちらも温厚で攻撃性が低く、多頭飼いには向いている品種です。ただし、エキゾチックは活動量が少なく体力的に不利な面があるため、活発な猫や犬との組み合わせでは、エキゾチックが追い回されないよう環境を整える必要があります。ブリティッシュは体格がしっかりしているため、多頭飼いでも自分のペースを保ちやすい傾向があります。当キャッテリーでは複数の施設で多頭管理をしていますが、エキゾチックは同じ品種または温厚な品種との組み合わせを推奨しています。
まとめ:ブリティッシュショートヘアとエキゾチックショートヘア、選ぶ基準は?
| ブリティッシュショートヘア | エキゾチックショートヘア | |
|---|---|---|
| こんな方に | マイペースな関係・お手入れ簡単・長寿を望む | 丸い顔が好き・少し甘えてくれる猫が理想 |
| 注意点 | 体重管理・抱っこが苦手な場合あり | 目元ケア・夏の温度管理・呼吸器リスク |
| 遺伝子検査 | PKD DNA 検査・HCM 確認を優先 | PKD DNA 検査(必須)・BOAS 確認も推奨 |
| 一言で言えば | 英国紳士の落ち着き | 短毛のペルシャ |
お客様の声では実際にお迎えいただいたご家族のご感想も紹介しています。ご不明な点はよくある質問ページをご覧いただくか、施設一覧からお近くの施設へお気軽にご相談ください。
参考文献・出典
- TICA(国際猫協会)— British Shorthair 品種標準 https://tica.org/british-shorthair
- TICA(国際猫協会)— Exotic Shorthair 品種標準 https://tica.org/exotic-shorthair
- International Cat Care (iCatCare) — British Shorthair 品種情報 https://icatcare.org/advice/british-shorthair/
- International Cat Care (iCatCare) — Exotic Shorthair 品種情報 https://icatcare.org/advice/exotic-shorthair/
- Cornell Feline Health Center — 猫の遺伝性疾患・心筋症に関する情報 https://www.vet.cornell.edu/departments-centers-and-institutes/cornell-feline-health-center
- 公益社団法人 日本猫連合(JCF)— 品種標準 https://www.jcf.ne.jp/
- Krecny M. et al. (2015) "A retrospective analysis of morphological findings in the hearts of brachycephalic cats" — PubMed https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26119643/
- Barthez P.Y. et al. (2012) "Prevalence of polycystic kidney disease in Persian and Persian-related cats in France" — PubMed https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22381808/
- アニコム損保「家庭どうぶつ白書2022」— 猫の年間医療費データ https://www.anicom-sompo.co.jp/company/news/news_20220704.html
- WSAVA(世界小動物獣医師会)— Statement on Brachycephalic Cats(2021)https://wsava.org/wp-content/uploads/2021/01/WSAVA-Statement-on-Brachycephalic-Cats-January-2021.pdf







